ブックタイトルプレミアムヘッドホンガイド Vol.19

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概要

プレミアムヘッドホンガイド Vol.19

各パーツの名称高級ヘッドホンを購入したが、試聴した時の音質とイメージが違う。そんな不満を感じたら、ポータブルヘッドホンアンプ(ポタアン)の導入を検討しよう。というのも、一般的にスマホの出力は長時間駆動を優先しており、音量を大きくするアンプの力は非力である場合が多い。しかし、ポタアンなら豊富な電力で駆動できるので、一段上の音質を楽しめるのだ。 外形寸法やバッテリー駆動時間など、ポータブルならではの仕様をまずチェックしよう。さらに、「DAC」内蔵かどうかは大きなポイント。USB や光/同軸などのデジタル入力を搭載している証であり、話題のハイレゾ音源の再生に対応する機種もあるからだ。お手持ちのスマホを再生機にして、手軽にハイレゾを楽しめる。 その一方で、アンプ部に真空管を搭載したり、一段上の音質を実現するバランス駆動に対応したりする個性派モデルも登場しているので、購入前にチェックしてほしい。バランス( BTL)駆動とは、左右の出力( +)に加え、グランド(?)にもアンプを接続し、お互いに逆相信号を入力することで理論上、電圧は2倍になり、駆動力がパワーアップする接続方法だ。また、左右のグランドを分離したことで、セパレーションも向上。より高音質が狙える。DACの有無やアンプ構造バランス接続にも注目しようアンプの増幅を決める数値のこと。インピーダンスが高いモデルなど、音量が取りにくいヘッドホンを組み合わせる場合、ゲインを上げることで、適切な音量を確保できるようになる。ゲインDigital to Analog Converterの略で、デジタル音声信号をアナログ音声信号に変換する電子回路。DACにより、対応ハイレゾの仕様が異なるため、注目されるチップのひとつ。DAC電流を増幅したり、整えたりする回路に「真空管」を採用するポタアンも注目を集めている。ハイスピードでキレがよく、音の立ち上がり、立ち下りに優れたサウンドが持ち味。真空管バランス(BTL)接続とは光デジタル入力端子電源ボタンCHECK!iPhoneなどのスマートフォン/ポータブルプレーヤーヘッドホン・ポタアンイヤホンスマホのLightning端子やmicro USB端子を使ってデジタル出力すると、ポタアンのDACを使え、高音質を狙える!デジタル出力しよう接続方法とは充電端子ボリュームアンプ出力が小さなスマートフォンでは、ヘッドホン本来の音を再生するのは難しいもの。お手持ちのヘッドホンのポテンシャルを発揮させるなら、ポタアンを使うのがお薦めです!ここではポタアンのトレンドや、選ぶときのポイントを解説します。ポタアンの選び方ステレオミニケーブルUSBケーブルデジタル音声ケーブルHow to choice Portable headphone ampsmicroUSB入力端子同軸デジタル入力端子ヘッドホン出力L チャンネルのアンプヘッドホンのパワーをアップ!出力L+ LchL-出力R チャンネルのアンプ出力R+ RchR-出力PREMIUM HEADPHONE GUIDE 129