ブックタイトルプレミアムヘッドホンガイド Vol.19

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概要

プレミアムヘッドホンガイド Vol.19

 アクティブ・ノイズキャンセリング技術のオリジネーターとして知られる米ボーズ。その圧倒的なノイズキャンセリング性能を搭載した同社のヘッドホン/ イヤホンは、世界的な人気を誇っている。 そんなボーズから今冬登場したのが、AI アシスタント「Googleアシスタント」に対応する新しいヘッドホン「QuietComfort 35wireless headphones II (QC35 II)」だ。 本モデルは、2016 年の夏に発売された「QuietComfort 35wireless headphones(QC35)」がベース。NFC機能でスマホとスムーズにペアリングでき、連続約20時間の音楽再生も可能であるなど、ワイヤレスヘッドホンとして高いユーザビリティを備えている人気モデルである。ここに、Googleが開発したAIシステム「Googleアシスタント」と対話できる機能が追加されたことが、「QC35 II」の大きなトピックだ。Googleアシスタントに対応するスマホと接続した場合に、QC35 II を介して音声対話によるアシスタント機能が使えるようになる。QC35 II でアシスタント機能を利用するときは、左のイヤーカップ側面に搭載された「アクションボタン」を押して話しかければよい。すると、ペアリングしているスマホ側のメールやメッセージ、カレンダーやツイッターなどの通知を音声で読み上げてくれる。これが実に便利で、スマホの画面を見る動作から解放され、“OK Google" と話すウェイクワードも必要としないので、なんとスマホやスマートスピーカーよりスムーズにアシスタント機能を利用できるのである。しかも高いノイズキャンセリング効果のおかげで、駅の雑踏の中などでも読み上げ音は驚くほど明瞭だ。 また、QC35 IIはペアリングしたスマホに「Bluetooth LowEnergy」で常時接続しているので、アクションボタンを押した時の動作にもタイムラグがなく同種のモデルと比べて圧倒的にレスポンスがよいこともポイントだ。もちろん音質についても、ダイナミックかつ躍動感があるボーズサウンドは健在で、クラシックからロック、そして流行りのEDMまで幅広い音楽ジャンルに対応できるバランスのよさがある。AIアシスタントとノイズキャンセリング、そしてワイヤレスのコラボレーションは予想以上に快適なユーザビリティを与えてくれる。音楽を聴きながら多様な情報を得ることができるQC35 II には、購入したユーザーのライフスタイルを大きく進化させるポテンシャルがある。さらにAndroid/iOSにインストール可能なアプリケーション「Bose Connect」により、ボタンの割り当てやノイズキャンセルレベルの設定が行えるなどワイヤレスモデルとしての使い勝手もよさも光る。世界的にAIアシスタント機能が話題になっている中で登場した、大注目のヘッドホンだ。Googleアシスタントに“初対応”したノイズキャンセリングヘッドホンBose is wireless38 PREMIUM HEADPHONE GUIDE