ブックタイトルプレミアムヘッドホンガイド Vol.19

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概要

プレミアムヘッドホンガイド Vol.19

失敗しないために必読! いま、もっとも注目を浴びているジャンルのひとつ「ワイヤレス」。いつも持ち歩いているスマートフォンと、Bluetoothで接続できるイヤホンやヘッドホンを探している方は、きっと少なくないはず。ケーブルごちゃごちゃからユーザーを解放して、自由なリスニングスタイルを提供してくれる「使い勝手のよさ」はとても魅力的です。 しかし、Bluetooth関連商品は、幸か不幸か、ものすごい数が店頭に並んでいます。どれを選んだらよいか、迷ってしまいませんか? そんなときは、まず、どんな装着スタイルが自分にいちばんマッチするのか、選んでみてください。イヤホンの場合、主流は「ネックバンド型」と「完全ワイヤレス」。どちらも髪型を崩さず、気軽に使えるのがとても便利です。「ヘッドバンド型」、いわゆるヘッドホンの場合は、軽快な耳乗せタイプの「オンイヤー」か、遮音性の高い耳覆いタイプの「アラウンドイヤー」か選べます。どのスタイルがしっくりくるか、普段使いにマッチするものを、お好みで選んでください。 次に、価格帯です。本誌をお読みの方は、きっと大好きな音楽は、「いい音」で聴きたいというミュージックラヴァーのはず。そんなみなさんが後悔しない、納得クオリティの高音質が得られる値段を、右ページで解説していますので、ぜひ参考にしてください。最低でも\10,000の予算さえあれば、安かろう悪かろうではない、じゅうぶんに満足できるモデルが購入できます。 そして最後に、具体的な商品選びです。これはやはり現物を聴いていただくのがいちばん。本誌をくまなくチェックして、興味のある商品を絞り込んだら、実際に店頭でチェックしましょう! 音質や装着性に加えて、バッテリーの持続時間や音声コーデックなども、必ずパッケージで確認しましょう。なお、スペックの読み方の詳細は、下の「知っておきたい用語集」で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください!スペックのココに注目!標準的なコーデック。16bit/48kHz再生に対応。一般的に高音域のデータが削られやすいとされる。iTunes Storeでおなじみのコーデック。16bit/48kHz再生に対応。一般的に高音域のデータが削られにくいとされる。より高品位な伝送ができるコーデック。16bit/48kHz再生に対応。ビットレートが高く、SBCより音質的に優位。タイムラグ( 遅延)も少なめ。ハイレゾ相当の楽曲データの伝送ができる高音質コーデック。24bit/96kHz再生に対応。SBCの約3倍の情報量を伝送でき、かなり音質的に優位。ソニー商品に多く採用される。タイムラグ( 遅延)も少なめ。ハイレゾ相当の楽曲のデータの伝送ができる高音質コーデック。24bit/48kHz再生に対応。aptXよりさらにビットレートが高く、SBCよりもかなり音質的に優位。今後の標準化が期待される。タイムラグ( 遅延)も少なめ。SBCAACaptXLDACaptXHD●主な音声コーデックHands-Free Profileの略で、スマホと組み合わせてハンズフリー通話ができる。Advanced Audio Distribution Profileの略で、ステレオ音声の送受信ができる。Audio/Video Remote Control Profileの略で、再生や曲送りなどリモコン操作ができる。HFPA2DPAVRCP●プロファイルの名称と機能Near Field Communicationの略で、近距離無線通信技術のこと。対応する機器同士であれば、ワンタッチ( 触れるだけ)で機器認証ができ、Bluetoothの無線設定がかんたんにできる。NFC●Bluetooth接続のかんたん設定ワイヤレスで、音楽をもっと自由に「いい音」で楽しみたい!それならBluetoothイヤホン&ヘッドホンがオススメです。まさにいまが買い時で、音質はもちろん、スタイルや機能まで、個性はさまざま。ここでは、失敗しないために知っておきたい、商品選びのコツをご紹介します。文/編集部徹底ガイドイヤホン&ヘッドホン知っておきたい用語集42 PREMIUM HEADPHONE GUIDE