ブックタイトルプレミアムヘッドホンガイド Vol.19
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プレミアムヘッドホンガイド Vol.19
Shure(シュア)は1925年の創業以来、プロフェッショナル向け音響機器の分野において圧倒的な信頼を得ているブランドとして知られている。多くのプロミュージシャンが使用するイヤーモニターや歴代大統領を支え続けたマイクなどを供給し、レファレンス的な音質のヘッドホン/ イヤホンはオーディオファンにも大人気だ。 そんなShureから待望のBluetoothワイヤレスイヤホン、「SE112 Wireless」「SE215 Wireless」「SE215 Special Edition(以下SE215SPE) Wireless」が発売された。コストパフォーマンスの高さで大人気かつロングセラーのワイヤードモデル「SE112」 、「SE215」 、「SE215SPE」がついにワイヤレス化されたのである! シリーズに共通するのは、Shureのイヤホンに最適化した高音質アンプを装備していること。内蔵のリチウムポリマー充電池により約2時間の充電で最大8時間の再生、さらに15分の充電で2時間使用できるクイックチャージ機能も備わる。またマイク内蔵の3ボタン式リモコンによりハンズフリー通話にも対応する。イヤーチップには、周囲の雑音を最大37 dBまで自然にブロックするエルゴノミックデザインを採用し、もちろんシュア掛けも健在だ。 まずは上位2モデル、SE215SPE Wireless、SE215 Wirelessから確認しよう。ユニットはダイナミック型の「Micro Driver」を搭載し、MMCX端子によるケーブル交換に対応する。 まずワイヤードのSE215とSE215SPEを試してから、低域の迫力を上げた特別モデル、SE215SPE Wirelessを聴いた。バスドラムなどの低域の臨場感がググっと上がり聴き応え抜群。ワイヤードモデルとの音質差も最小限に抑えられている。 次にSE215 Wirelessを聴いてみよう。J-POPのONE OK ROCKのアルバム、「Ambitions」はロックらしい躍動感と情報量を両立して、ボーカルの立体感も明瞭だ。 最後にエントリーモデルのSE112 Wireless。ヒラリー・ハーンの「バッハ: ヴァイオリン協奏曲集」は弦の音色や響きを的確に再現しながら、高い音楽性で聴かせてくれた。3機種ともポップスからクラシックまで幅広いジャンルに対応する完成度の高い音に感心した。Shure初のBluetoothイヤホンはワイヤードシリーズに劣らぬ音質と、同社らしい圧倒的な再生音を備えていた。2台のデバイスを同時にペアリングするマルチポイントペアリング機能を備えるなど、ワイヤレスモデルとしての使い勝手もよさそうだ。単体のBluetooth対応ケーブル「RMCE-BT1」も発売されたので有線モデルを所有している方も注目していただきたい。ワイヤードに劣らぬ音質とワイヤレスとしての使い勝手誰もが認めるShure のベストセラーが\OPEN 投 票No.073SE215Special Edition WirelessSPEC ●通信方式:Bluetooth Ver.4.1 ●対応コーデック:SBC ●型式:ダイナミック型 ●感度:107dB ●連続再生時間:約8時間 ●付属品:USB充電ケーブル、イヤーチップ各種、装着用クリップ、キャリングポーチ、ユーザーガイドカラーはトランスルーセントブルーとホワイト2色。ケーブルは着脱式でMMCXコネクターを採用。最大約8時間の連続再生ができる。Wireless Earphoneついにワイヤレスに50 PREMIUM HEADPHONE GUIDE