ブックタイトルPREMIUM HEADPHONE GUIDE vol.12

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概要

PREMIUM HEADPHONE GUIDE vol.12

SPEC ● 型式:ダイナミック型 ●ドライバー口径:φ13.6mm ●再生周波数帯域:10~ 22,000Hz ●インピーダンス:16Ω ●ケーブルの長さ:1.2m ●質量:約6g(ケーブル含まず) ●付属品:イヤーチップ(S/M/L)、キャリングポーチ、ケーブル長アジャスターLINEUPEHP-CA3580の内部構造独自設計の2つのチャンバー( 空気室)を搭載し、深みのある低音を獲得したGrandBass Systemシリーズのスタンダードモデル。本機にも、前置きマグネットを搭載するなど、EHP-CA3580と共通の技術が多数盛り込まれている。2つの空気層で迫力低音を!お問い合わせ:エレコム総合インフォメーションセンター  ?0570-084-465 http://www.elecom.co.jp/ 提供:エレコム株式会社「GrandBass System」の中核は、イヤホンとしては最大クラスである口径15.4mmのドライバーユニットだ。大きな振動板はより多くの空気を揺らすことができるので、低音再生においては単純明快に有利だ。しかし、ただ大きなドライバーを動かすだけでは良質な低音は生まれない。ドライバーの動作を支える頑強な土台とドライバーの振動を受けて響く十分な量の空気。それによってキレと深みのある低音が実現される。そこで「EHP-CA3580」は、大型で大容量のチャンバー(空気室)を設置。さらに不要振動を制御する高純度切削無垢アルミボディを採用した。また、通常は振動板の裏側にのみ配置されるマグネットを表側にも配置する「前置きマグネット」によって振動板の動きを加速。これらの技術によって、大口径だけに頼らない総合的な低音再生能力の獲得を実現している。 また筐体の大型化に伴う装着性の低下に対しては、装着角度を人体の構造に合わせて最適化したり、挿入の深さを変更できる「デプスフィットイヤーピース」にて対応したりと、そこの配慮も忘れてはいない。 実際に聴いてみるとGrandBassSystemの威力は明らかだ。他のどんなイヤホンと比べて聴いても、誰もがこの低音には驚かされるだろう。ベースがボーカルと対を成すほどの存在感となるのだ。そこまで振り切った低音だからこそハマったら癖になること請け合いだし、他のモデルでは決して味わえない音だ。低音ファンに向けて、強烈な切り札がここに誕生したのだ。(高橋 敦)一度聴いたら癖になる。低音重視モデルの決定版高橋 敦がチェック\4,210(税抜)ELECOMEHP-CA3570投 票No.057タフでワイルド、ストリートで活躍するデザインを纏いつつ、迫力の重低音も楽しめる「EHP-CA3580」。テクノ、EDM、R&Bといったズシンと響く重低音が多い音楽とも相性抜群のイヤホンを紹介しよう!重低音PREMIUM HEADPHONE GUIDE 27