ブックタイトルPREMIUM HEADPHONE GUIDE vol.12

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概要

PREMIUM HEADPHONE GUIDE vol.12

 1966年に日本初のカセットテープを発売するなど、常に音と真摯に向き合ってきたブランド、マクセル。そんな彼らがいまオーディオ市場を賑わせている。2012年に誕生した“m”シリーズだ。「マクセル独自技術により、新たな音楽体験を提供する」がコンセプトで、「MXH-DBA900」、「MXH-DBA700」、「MXH-DD600」、「MXH-RF500」の4製品がラインアップされている。“m”シリーズが開発された背景を、ヘッドホン設計に携わる落合氏に訊いた。原音再生への情熱が生んだ“m”シリーズ「2012年にパッシブ・ラジエーターを搭載したイヤホン『MXHDR200』と『MXH-DR300』を開発したことがきっかけです。当時、パッシブ・ラジエーターを搭載するという試み自体、チャレンジングなことでしたが、そこからマクセル独自の高音質技術を生み出していこうという機運が生まれました」(落合氏)。 落合氏は“m”シリーズに共通する音づくりのポリシーを「色づけのない原音に忠実なサウンド」と説く。「ヘッドホンで音を再生する以上、色がついてしまう。そうした色をできるだけなくし、音楽そのものの音を忠実に伝えることをめざしています」。MXH-DBA900MAXELL\OPENMXH-DBA700\OPENSPEC ●型式:ハイブリッド型(バランスド・アーマチュア型+ダイナミック型) ●ドライバ口径:8mm(ダイナミック型) ●再生周波数帯域:20~20,000Hz ●インピーダンス:16Ω ●コードの長さ:約1.2m(Y型)●質量:約17g(コード含む) ●付属品:抗菌イヤーピース(SS/S/M/L)SPEC ●型式:ハイブリッド型(バランスド・アーマチュア型+ダイナミック型) ●ドライバ口径:8mm(ダイナミック型) ●再生周波数帯域:10~25,000Hz ●インピーダンス:16Ω ●コードの長さ:約1.2m(Y型) ●質量:約14g ●付属品:抗菌イヤーピース(SS/S/M/L)、コードキーパー“m”シリーズの進化はとまらない!独自の技術に一貫してこだわるイノベーター長い“音”の歴史を持つブランド、マクセルの快進撃が始まった。新たなマーク“m”を携え、イノベーティブなイヤホンを続々とリリースしているのだ。そこで“m”シリーズに込められた想いを探るべく、商品開発のキーマンを直撃した。バランスド・アーマチュア+ダイナミックバランスド・アーマチュア+ダイナミックMXH-DD600\OPENSPEC ●型式:デュアル・ダイナミック型●ドライバ口径:8mm、6mm ●再生周波数帯域:20~20,000Hz ●インピーダンス:8Ω ●コードの長さ:約1.2m(Y型)●質量:約16g(コード含む) ●付属品:抗菌イヤーピース(SS/S/M/L)ダイナミック×2投 票No.076投 票No.077 投 票No.07840 PREMIUM HEADPHONE GUIDE