ブックタイトルPREMIUM HEADPHONE GUIDE vol. 14

概要

PREMIUM HEADPHONE GUIDE vol. 14

―― 普段、どんなふうに音楽を楽しんでいらっしゃいますか？　下村　クルマのなかで、移動中に聴くことが多いですね。現役時代も練習の前にEXILEやONE DIRECTIONなど、ノリのいい曲を聴いて気分を高めたりしていました。だからスポーツをしながら音楽を聴きたい、というニーズがあるのはよく理解できます。――いま、ヘッドホンやイヤホンはお使いになっていますか？下村　サッカー解説の仕事をしていて、iPhoneに付属の白いイヤホンを使って、コメントの予習復習をしています。今日はスポーツイヤホンの取材ですよね？ 動きながら聴くなら、きっと耳への装着感、外れにくさがポイントになるんじゃないかと思います。――今日は６つのスポーツイヤホンをお聴きいただきました。印象に残ったアイテムはありましたか？下村　イヤーチップを交換することで、まわりの音を聴こえやすくできるオーディオテクニカの「ATH-SPORT1」は、外でランニングをするのにピッタリだと思いました。耳掛け式で外れにくく水洗いもできて、お買い得感があります。自分が現役時代だったらコレが一番ほしいなと思えたのは、ゼンハイザーの「OCX 686i」。軽快な装着感なのに、遮音性が高くて音もいい。音楽の世界に入り込めて、集中力がぐっと高まる感じがとてもいいです。YURBUDSの「VENTURE DURO」は低音が聴き取りやすくて、ノリながらトレーニングできそう。対照的にオンキヨーのイヤホン「IE-S100」はクリアなサウンドでしたね。それと補聴器メーカーのシーメンスとのコラボというのにも惹かれました。昔、レアル・マドリードの胸スポンサーでしたよね（笑）？ 同じように親しみをもって聴けたのが、SMSオーディオの「Biosport」。実はこのブランドを監修しているHIPHOPアーティストの50Centが結構好きで。低音になめらかさがあるサウンドで、あ、こういう音で聴いてほしかったんだな、と。デザインがかっこよくて、スマホと連携して心拍数を計れるのも面白いですね。そして「JayBird X2」。Bluetoothヘッドセットを使うのもはじめてでしたが、ワイヤレスでも有線とほとんど変わらない高音質で音楽が楽しめるんですね。まずそれに驚きました。バッテリーが入っているのにコンパクトですし、耳のくぼみにフィットする羽根があって、たしかにコレなら運動中にも外れにくいでしょうね。――それぞれのイヤホンに個性があって、迷ってしまいますね。下村　こんなにバリエーションがあるなんて知らなかったので、驚きました。でも、まわりの音が聴こえた方がよいのか、集中して聴きたいのかで、まず違いますよね。それに水洗いできた方がよいのか、ワイヤレスの方がよいか、通話できるマイク付きリモコンがあるかとか、ほしい機能で選ぶのもあると思います。どんなシーンに使うのかを考えてから、選択肢を絞れるといいですね。ぜんぶできて、パーツをカスタマイズできるようなスポーツイヤホンがあったら最高ですよね。普段使いもできるように、スーツにあうカラーリングにパーツ交換できたりとか（笑）。――なるほど、スポーツだけでなく、幅広いシーンで使えるかという視点で選ぶのもいいかもしれませんね。本日はありがとうございました!利用シーンにあったスポーツイヤホンを選ぼう！オンキヨーとシーメンス補聴器が共同開発。オリジナルの小型6mmドライバーとアコースティックレゾネーターを搭載。カラーは2色。IE-S100ONKYO\OPEN 投 票No.033インテル社と共同開発で誕生した心拍計つきのイヤホン。スマホアプリとの連携で運動記録を残すことができる。カラーは3色。Biosport InEarwith Heart Rate MonitorSMS AUDIO\OPEN 投 票No.034ボックスレス型で防汗性能のある先進的なワイヤレスイヤホン。耳から外れにくいセキュアフィットデザイン。カラーは6色。JayBird X2JAYBIRD\OPEN 投 票No.0356 傑取材協力／MIYAMOTO FUTSAL PARKマルイ錦糸町〒130-0022東京都墨田区江東橋3-9-10マルイ錦糸町店 R階屋上?03-3846-9717http://www.miyamoto-futsal.com/kinshicho/装着性で選ぶならコレ！ガジェット好きはコレ！ワイヤレスならコレ！PREMIUM HEADPHONE GUIDE 29