ブックタイトルプレミアムヘッドホンガイド Vol.15

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概要

プレミアムヘッドホンガイド Vol.15

ハイレゾ重低音 オーディオテクニカの人気シリーズ「SOLIDBASS」が、重低音ヘッドホンの新たなるトレンドを生み出したのは確かな事実だ。それまで“とにかく低音の量が多ければOK”だった重低音モデルに対して“質の追求”を提案。その名のとおりタイトで引き締まった、かつローエンドまでしっかりと伸びたディープな重低音を作り上げることによって、ボーカルの歌声やギターなど、メイン楽器の演奏をマスクすることなく、迫力満点のサウンドを実現するという、新たな音楽の楽しみ方を提供してくれるようになった。 そんな、重低音ヘッドホンの牽引役「SOLIDBASS」シリーズが、この冬、ほぼ全モデルをリニューアルするという、とてつもない大がかりなモデルチェンジを行った。なかでも、大いに注目を集めているのが、新たに誕生したフラグシップモデルにしてハイレゾ対応を謳う2モデル、カナル型イヤホンの「ATH-CKS1100」と密閉型ヘッドホンの「ATH-WS1100」だ。 このうち、まずカナル型イヤホンCKS1100は、先に登場したハイエンドモデル「ATH-CKR10」に採用された「デュアルフェーズ・プッシュプル・ドライバー」を採用。φ12.5mmドライバーを向かい合わせに二基配置し、向かい合う2つのマグネットで磁力を飛躍的に高めることで、歪みを徹底排除した重厚な低域を実現している。さらに削り出しのアルミ素材を採用した筐体には、ステンレス製の音響抵抗材も組み込んだうえ、2つのベント(空気孔)をレイアウト。筐体内部の空気を緻密にコントロールすることで、重低音の量感を高めている。ATH-CKS1100 AUDIO-TECHNICASPEC ●型式:密閉ダイナミック型 ●ドライバー口径:φ12.5mm×2 ● 再生周波数特性:5~40,000Hz ●インピーダンス:12Ω ●ケーブルの長さ:1.2m●質量:約14g ●付属品:ケース、イヤーチップ(XS/S/M/L)\OPEN 投 票No.047高解像度と低域表現を両立したオーディオテクニカ渾身作後方振動板前方振動板マグネット●お問い合わせ:オーディオテクニカ ?0120-773-417 http://www.audio-technica.co.jp/ATH-CKS1100は2基のφ12.5mmドライバーを対向配置にして、磁力を高める「DUALPHASE PUSH-PULL DRIVERS」を搭載。高解像度再生と、迫真の重低音を両立させる。なお、ケーブルは着脱式。独自のオーディオ専用設計を施したA2DCコネクタを採用している。36 PREMIUM HEADPHONE GUIDE