ブックタイトルプレミアムヘッドホンガイド Vol.15
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プレミアムヘッドホンガイド Vol.15
ハイレゾ重低音 次にヘッドホンのWS1100は53mm口径の専用ドライバーを開発することで、重低音とハイレゾ音源にベストな高解像度を両立。さらに高剛性アルミ素材を組み合わせたデュアルエンクロージャー構造を搭載。SOLID BASSのメインテーマである“引き締まった重低音”のさらなるクオリティアップを推し進めている。また、硬度の異なる2層のクッション材により構成する、「2レイヤード・イヤパッド(PAT.P)」も採用。快適な装着感と、耳とドライバー間の音響空間確保を両立させたという。なお、イヤホンとヘッドホン、どちらのモデルもケーブルは着脱式となっている。 実際の音はどちらも“SOLID BASS”という名前そのもののサウンドで、同時にこれまでにないクオリティを提供する上質さを持ち合わせている。 まずCKS1100は、とにかく音がピュア。濁りのない、のびやかな中高域を持ち、女性ボーカルやピアノなどはとても響きのよい音を楽しませてくれるのだが、同時に、強烈な重低音も持ち合わせている。こんなにピュアでディープな重低音が楽しめるモデルは、まずない。とても価値のある、新しい提案性を持つサウンドだ。 対してWS1100は、基本的な方向性は同じながら、よりハイファイ志向になった印象。ディープな重低音がしっかりと存在感を主張するが、全体のバランスは崩れることがない。上質なハイレゾ対応ヘッドホンをベースに、とてつもなくディープな低域が違和感なく盛り込まれているのだ。これぞまさに、自然な重低音と表現すべきサウンド。S O L I DBASSからの、さらに一歩先を行く提案だ。ATH-WS1100SPEC ●型式:密閉ダイナミック型 ●ドライバー口径:53mm● 再生周波数特性: 5 ~40,000Hz ●インピーダンス:38Ω ●ケーブルの長さ:1.2m●質量:約281g ●付属品:ケーブル、ポーチ\OPEN 投 票No.048タイトかつスピーディーな低音、解像感あるサウンドでシーンを席巻する「SOLID BASS(ソリッドベース)」に、新作ハイレゾ対応モデル登場!オーディオテクニカが手がけると、重低音シリーズはかくも異なる。文/野村ケンジ(オーディオ評論家)ATH-WS1100のイヤーカップ中央に配置されたロゴマークのまわりには音の通り道となる正円状のベントが設けられており、側面に設けられたエクストラベントとあわせて、エアーフローを最適化する仕組みになっている。正円状ベントVentエクストラベントExtra VentPREMIUM HEADPHONE GUIDE 37