ブックタイトルプレミアムヘッドホンガイド Vol.16
- ページ
- 124/128
このページは プレミアムヘッドホンガイド Vol.16 の電子ブックに掲載されている124ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは プレミアムヘッドホンガイド Vol.16 の電子ブックに掲載されている124ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
プレミアムヘッドホンガイド Vol.16
各パーツの名称アーティストの想いをダイレクトに受け取れる「ハイレゾ音源」が注目を集めています。CDの約3倍以上の情報量を誇る、スタジオやライブの臨場感をそのまま収録した楽曲データを高音質で再生できる「ポータブルハイレゾプレーヤー」。その選び方のポイントを解説します。 ポータブルハイレゾプレーヤーを選ぶ際は、まずストレージやバッテリーの容量に注目しよう。ハイレゾ音源は1曲で100MBなど、データサイズが大きいため、内蔵メモリーのサイズとmicroSDカードスロットの有無は重要なポイントだ。そして再生時間も、モデルによっては短く、頻繁に充電が必要となるので、事前に確認しておきたい。また、対応フォーマットは、現在多く販売されている192kHz/24bitまで再生できれば安心だ。音質にこだわる方は「DSD」対応にも注目。中には「ネイティブ再生」と呼ばれる、DSDの持つアナログライクなサウンドを存分に再現できる再生方法もある。さらに一部機種には、プレーヤーから直接ハイレゾ音源を購入、ダウンロードできるモデルもあり、脚光を浴びている。デジタル音声出力やバランス出力など、さらなる高音質を狙う拡張性が備わっているかどうかも機種選びのポイントになるだろう。価格は5~7万円がボリュームゾーン。さらにタッチパネルを搭載しているかどうか、動作がスムーズかどうか、GUIの使い勝手にも注意して選んでほしい。ストレスフリーにハイレゾを!こだわり派はDSDにも注目プレーヤーの選び方microSDカードスロットmicroUSB端子(デジタル音声出力/充電)操作ディスプレイボディボリュームバランス出力端子操作ボタンHow to choose High Resolution Audio Players96kHz/24bitを例にとると、96kHzの方がサンプリング周波数。記録の頻度を表す数値で、96kHzなら、1秒間を96,000分割して音声を記録していることになる。数値が大きい方が記録精度が高いことを意味する。サンプリング周波数96kHz/24bitを例にとると、24bitの方が量子化ビット数。音の大小をどれくらいの細かさで記録しているのかを表す数値。この数値が大きいほど、微細な音の変化を忠実に再現できるようになる。量子化ビット数ハイレゾ音源とはCHECK!ヘッドホン出力端子CD44.1kHz16bit96kHz/24bit 192kHz/24bit50dB20kHz 40kHz 90kHz100dB150dB CD約3.3枚分CD約6.5枚分情報量はCDの6.5枚分「ハイレゾ」とはHigh Resolusion( ハイレゾリューション)な音源、つまり高解像な音楽ファイルのことだ。音楽CD(44.1kHz/16bit)の約3倍以上の情報量を持つ。FLAC、WAVといったリニアPCM形式のほか、SACDに採用されたDSDといった音楽フォーマットもある。124 PREMIUM HEADPHONE GUIDE