ブックタイトルプレミアムヘッドホンガイド Vol.16

ページ
36/128

このページは プレミアムヘッドホンガイド Vol.16 の電子ブックに掲載されている36ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

プレミアムヘッドホンガイド Vol.16

 イヤホンにおいて王道とはなにか。そう考えることがしばしばある。その結論のひとつが、奇をてらわず、どんな音楽ジャンルも受け止め、素直に再生してくれるキャラクターを有していること。ただ、星の数ほどある製品群の中で、そう思わせるものはほんのわずか。またハイレゾが大きな潮流となっている今、イヤホンにも無論、その現代的な適応力が求められるはずだ。 そんなことを考えたのは、オーディオテクニカの「ATH-CKR100」に出会ったからだ。結論からいえば、そのサウンドはJ-POPからロック、ジャズ、セミクラシックなど、いずれを試聴しても満足ゆくものだった。「原音再生」「高解像度」「高レスポンス」を開発テーマとした意味も実感した次第である。どんな音楽にもマッチする正統派正統派であり、スタンダード。オーディオテクニカが考える、ハイレゾ時代の高音質。高解像度、高レスポンス、原音再生を追求した「サウンドリアリティ」の最高峰、"DUAL PHASE PUSH-PULL <Hi-Res Audio> DRIVERS"をさらに進化させた新たなフラグシップ「ATH-CKR100」の真価に、中林直樹氏が迫る。文/中林直樹 透明感と煌めき、 オーディオテクニカの新基準ニュースタンダード写真/井上良一 36 PREMIUM HEADPHONE GUIDE