ブックタイトルプレミアムヘッドホンガイド Vol.16
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プレミアムヘッドホンガイド Vol.16
本機の特長を知るためにはまず、アメリカの老舗ブランドが初のハイレゾDAPであるM2を発売した後、矢継ぎ早に新製品を投入した狙いを理解する必要がある。OSにAndroid 4.3を採用し、5インチのタッチパネル液晶によるスマホライクな操作感の魅力をそのままに、M20ではさらにイヤホンを中心としたアウトドアリスニングに照準を絞り、音質や使い勝手をチューンアップしているのだ。 DACチップにオペアンプとカップリングコンデンサーに関する処理を組み込んだダイレクトドライブ方式により、原音に忠実な再現力を継承しながら、本体を薄型化・軽量化。電源の利用効率がアップしたことにより、長時間連続再生も可能になった。デジタルボリュームが採用されたことも薄型化に一役買っており、ポケットに入れたままでもボタンをクリックしながらより安全に操作ができる。 そのサウンドは比較的スタンダードなモデルからハイエンド機まで、あらゆるイヤホンの特性をありのままに引き出すバランスのよさと底力を備えている。コンパクトなのでスマホとの2台持ちも苦にならない。初めてのハイレゾプレーヤーとしても最高の選択肢だといえる。イヤホンで聴くポータブルに音質、使い勝手を最適化した「Acoustic Research」は、業界初のブックシェルフスピーカーを開発するなど、オーディオ史に輝かしい功績を残すアメリカのブランド。アジアのマーケティングを担当するマネ歴史に名を残す米国ブランドM20は、薄型&軽量化を果たすために、バッテリーの最適化に加え、DACにはバーブラウンの「PCM5242」を採用し、オペアンプなどを外部に使用しないシンプルな回路構成とした。>>>「M20」のコダワリシンプル回路で薄型化ン氏は「モバイル化が進む音楽の視聴スタイルに合わせてプレーヤーを開発しました。長年のノウハウを結集させた音づくりに注目ください」と、胸を張る。Acoustic ResearchAR-M20SPEC ●最大出力:130mW + 130mW(32Ω) ●ストレージ:32GB(microSDXCスロット×1/USB-OTGストレージ対応) ●最大サンプリング周波数/量子化ビット数:384kHz/32bit(PCM/192kHzにダウンコンバート)、5.6MHz/1bit(DSD/リニアPCM変換再生) ●連続再生時間:最長16時間●接続端子:3.5mmヘッドホン出力×1、microUSB-B×1 ●外形寸法:70W×136H×10Dmm ●質量:177g\OPEN 投 票No.136ハイレゾプレーヤーシーンで選ぼうAcoustic Researchアジア担当シニアバイスプレジデントセバスチャン・マネン氏Peopleデジタルボリュームで音量調整をシンプルにイヤホン派に最適バッテリーを最適化し携行しやすい薄型にお問い合わせ フロンティアファクトリー http://www.acoustic-research.jp/ PREMIUM HEADPHONE GUIDE 83