ブックタイトルプレミアムヘッドホンガイド Vol.17

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概要

プレミアムヘッドホンガイド Vol.17

?抽選で豪華商品が当たるプレゼントアンケートはこちら!SPEC ● 型式:ダイナミック型 ●ドライバー口径:8.8mm ● 再生周波数帯域:5 ~26,000Hz ●インピーダンス:11.5Ω ●ケーブルの長さ:1.2m ●質量:約6.5g( ケーブル含まず) ●付属品:イヤーチップ(XS/S/M/L)、キャリングポーチSPEC ● 型式:ダイナミック型 ●ドライバー口径:8.5mm ● 再生周波数帯域:6 ~40,000Hz ●インピーダンス:16Ω ●ケーブルの長さ:1.2m ●質量:約6.0g(ケーブル含まず) ●付属品:イヤーチップ(XS/S/M/L)、ケーブルキーパー、キャリングポーチ左/耳にフィットしやすいように本体の形状が工夫されている。ワイヤー入りで耳にしっかり固定するケーブルは、独自のA2DCコネクターを採用。右/ 4サイズのシリコンイヤーチップとキャリングポーチが付属。左/ウッドの自然な趣あるハウジングに、メタルをあしらったデザイン。ブラック、ホワイト、ブラウンの3色をラインアップ。右/本体カラーに合わせた4サイズのシリコンイヤーチップが付属。「LS」新シリーズは、ドライバーユニットへの野心的な挑戦が見て取れる。本機は“Live Tuned”デュアル・シンフォニックドライバーと呼ばれるシステムを搭載。これはダイナミック型ドライバー2基を直列に配置し、同時に駆動するというユニークなシステムだ。さらに、振動板にはカーボンをコーティングし歪みを低減、濁りの少ないきびきびとした低域再生を狙った。確かに、ジャズのピアノトリオではウッドベースに十分な存在感がある一方で、それが決してだぶつかないところに感心した。ロックではボーカルやエレキギターがストレートに耳奥に到達する。これはステンレスと合成樹脂のハイブリッド構成によるノズル部も大きく作用している。また、ベース、ドラムなど、プレーヤーの立ち位置もわかるような立体感も味わうことができた。耳掛けタイプで、しなやかなケーブルとあいまって装着性も申し分ない。(中林直樹) JVCのウッドをコアパーツにした製品は、触れるたびに飛躍的な進化を感じさせる。それはハイエンド機のみならず、こうした手の届きやすいモデルにも展開されはじめ、ブランドの矜持を感じさせる。さて、本機はウッドを50μmという薄さに加工し、φ8.5mmのドーム型の振動板とすることに成功。軽量化を追求することで、広帯域を確保し、ハイレゾ再生に対応させた。さらに、ドライバーユニットの前面に微細な凹凸を付けたパーツを搭載することで、音の響きの調整や自然な拡散を狙っている。印象的だったのは厚みのある低域。ロックのベースは太く、音楽の底から盛り上がってくるようだ。ジャズのウッドベースでも共通の傾向。響きが大きく、音楽の密度がアップ。一方で、トランペットやシンバルなど高域はマイルドに聴かせる。ボディにも採用されたウッドとも相まって、全体のチューニングが巧みに図られている。(中林直樹)問JVCケンウッド http://問オーディオテクニカ https://www.audio-technica.co.jp/ www3.jvckenwood.com/Wドライバー搭載のリアルサウンド“木”から伝わる重厚な低音コスパ抜群! 実力派ヘッドホン\OPEN[ ダイナミック型 ] 投 票No.063ATH-LS70AUDIO-TECHNICA\OPEN[ ダイナミック型 ] 投 票No.064HA-FW7JVC40 PREMIUM HEADPHONE GUIDE