ブックタイトルプレミアムヘッドホンガイド Vol.17
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プレミアムヘッドホンガイド Vol.17
最強のコスパモデル、ハイレゾプレーヤーの草分け的な存在「FiiO(フィーオ)」。洗練されたボディ、シンプルな操作、サウンド、そして価格。そうしたFiiOの魅力は活況となった今も輝き続けている。今冬、初めてハイレゾを聴く人にお薦めしたい入門機「X1」が第2世代へと進化。圧倒的なコスパを誇る魅惑のプレーヤーを野村ケンジ氏の解説でお届けしよう。取材・文/野村ケンジ 写真/田代法生 ハイレゾ音源は高級オーディオ製品がないと楽しめない、と思っている人が多いようだが実はそうでもない。音源自体が“いい音”なので、再生できればその恩恵は大いに享受できる。その点で、Fii0の新製品「X1 2nd generation」は完璧な存在だ。1万円台半ばという価格は“試しにハイレゾを聴いてみたい”という人にも手を伸ばしやすいだろうし、それでいて専用プレーヤーならでは、スマートフォンとは格別の良音質を持ち合わせている。手のひらにすっぽりと収まるコンパクトなサイズと薄さ、Bluetooth搭載により気軽にワイヤレス再生ができるメリットもある。カジュアルにハイレゾ音源を楽しむには、もってこいの製品に仕上がっているのだ。 また、“2nd generation” へのモデルチェンジでは、外観も大きくグレードアップ。アルミ製ボディにより102gという軽量さを実現しつつ、デザインも一段とスマートになった。同時に、タッチホイールによるスムーズな操作感など、利便性も向上した。 もちろん、音質に関しても手抜かりはない。TI社製「PCM5242」DACをはじめ、この価格帯では望外のパーツを惜しげもなく投入することで、ハイレゾ音源ならではの音のきめ細かさ、抑揚を素直に表現する。圧縮音源も高音質で楽しめるし、ハイレゾ音源を聴けばその音質の違いもはっきりとわかる。初めてのハイレゾに最適なプレーヤーSPEC ●カードスロット:microSDカード×1( 最大256GB対応) ●最大サンプリング周波数/量子化ビット数:PCM→192kHz/32bi(t 32bitはWAVとFLACのみ) ●接続端子:microUSB-B×1、3.5mmステレオミニ出力×1、microSDカードスロット×1 ●連続再生時間:約12時間 ●外形寸法:55.5W×97H×12Dmm ●質量:102g\OPEN 投 票No.136X12nd generationハイレゾプレーヤーFii03.5mmのヘッドホン出力はライン出力と兼用するため、外部ポータブルアンプとの組み合わせも積極的に狙える。またストレージはmicroSDを採用。最大容量は前機種の128GBから大容量256GBまで拡張された。一新!84 PREMIUM HEADPHONE GUIDE お問い合わせ:小柳出電気商会 ?03-5684-2151 http://www.oyaide.com/