ブックタイトルプレミアムヘッドホンガイド Vol.17
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プレミアムヘッドホンガイド Vol.17
オンキヨーとパイオニアが先端技術を持ち寄って作り上げたハイレゾプレーヤー「DP-X1」の登場から約1年、音質を大幅に強化した最新モデル「DP-X1A」が発売された。型番の末尾に付く「A」には「Advanced(進化版)」という意味が込められている。 旧モデルで好評を得たシャープなデザインは変えず、主にオーディオ部の電源回路周辺の設計に見直しをかけた。音に大きな影響を与える電源部に大容量の導電性高分子コンデンサーを載せたことで電源が安定。内部の音楽信号をよりスムーズに伝達するため回路パターンにも手を加えた。これが低音強化と低ノイズにボーカルや楽器の芯と艶が見えてくる結びついた。 新旧モデルの音質を聴き比べてみると、全体のバランスがよりフラットに整い、余裕たっぷりのサウンドに生まれ変わったことがよくわかる。透明な音場感と中高域の鮮明な解像感はそのままに、肉厚で深みのある低音が加わった。アグレッシブなジャズピアノやロック、EDMなどの音楽がゆったりとグルーヴする。旧モデルでわずかに感じられた高域の硬さが取れて、女性ボーカルやアコースティック楽器のメロディにしなやかな芯と柔らかい艶が見えてきた。Wi-Fi接続やAndroid搭載の多機能性を活かし、ハイレゾから音楽配信サービスまで全てのソースを一段と"いい音"で味わえるプレーヤーだ。 さらに力強くより鮮明にオンキヨーのベストセラーが大幅進化!ポータブルミュージックプレーヤー(7万円以上10万円未満)ハイレゾ音源の各種フォーマット、そしてバランス接続にも対応。高解像度かつバランスのよいサウンドでベストセラーとなったオンキヨー「DP-X1」が、徹底したノイズ対策と厳選パーツの採用で、新たなサウンドチューニングを纏い、進化した。具体的に、どのように音質が変わったのだろうか?オーディオライター山本敦氏が迫る。ONKYO DP-X1A>>>DETAILSPEC ●ディスプレイサイズ(解像度): 4.7型(1280×720/タッチパネル対応) ●メモリー:内蔵→64GB(システム領域含む)、拡張→microSDXCスロット×2 ●主な対応ファイル形式: DSD/WAV/AI FF/FLAC/ALAC/MQA/AAC/MP3他 ●対応サンプリング周波数/量子化ビット数: DSD→最大11.2MHz/1bit、PCM→最大384kHz/24(32→24)bit ●ヘッドホン端子:ステレオミニ×1、2.5mm4極×1 ●主な入出力端子:ラインアウト×2(ヘッドホン端子兼用)、USB(マイクロB)×1 ●連続再生時間:約16時間 ●外形寸法:75.9W×129H×12.7Dmm ●質量:205g\OPEN 投 票No.137お問い合わせ:オンキヨー ポータブルデジタルオーディオプレーヤー お客様相談窓口 ?050-3161-9555従来モデルよりもさらに深みのある中低域を実現するため、「導電性ポリマコンデンサ」(写真左)や、アンバランス/バランス出力段の両方にVishay社製の「薄膜チップ抵抗」(写真右)を新たに採用。ハイレゾプレーヤー取材・文/山本 敦 写真/田代法生PREMIUM HEADPHONE GUIDE 85