プレミアムコンパクトオーディオガイド vol.4 page 35/52

このページは プレミアムコンパクトオーディオガイド vol.4 の電子ブックに掲載されている35ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要：
　USB端子を備えたプリメインアンプである。パソコンに収めた音楽ファイルを、USBケーブルを使用して入力。それを本機がアナログ変換して、増幅し、スピーカーに送る。そう、つまりパソコンと本機とスピーカーさえあ....

　USB端子を備えたプリメインアンプである。パソコンに収めた音楽ファイルを、USBケーブルを使用して入力。それを本機がアナログ変換して、増幅し、スピーカーに送る。そう、つまりパソコンと本機とスピーカーさえあれば、現在最もホットなトレンドのひとつ、PCオーディオが簡単に楽しめるのだ。A4サイズとコンパクトながら、厚手のアルミに覆われたボディ、指針式のレベルメーターなどから、計測器のような、あるいはプロフェッショナル機のような佇まいも感じさせる。サウンドもそんなルックス同様、力強さに満ちている。ドラムスやベースは音の芯が太く、かつ引き締まっているため、音楽に躍動感が生まれている。管楽器のキレのよさも抜群だ。（中林直樹）ルックス同様に質実剛健！　入力はUSB1系統、アナログ出力もRCAとヘッドフォンがそれぞれ1系統という、いさぎよいという言葉がぴったりのヘッドホンアンプ内蔵USB DACである。だが、対応するデジタルファイルは192kHz／24bitまでとPCオーディオを楽しむには十分なスペックを誇っている。また、ジッター（音の揺らぎ）を低減するための非同期モードや上位機ゆずりのプリアンプ部、精巧なボリューム部など、同社が培って来たテクノロジーもしっかりと息づいている。男性ボーカルは安定感があり、同時に伸びやかでもある。弦楽器は滑らかで奥行き感も上々。ジャズではアコースティックベースが重くなり過ぎず、輪郭もぼやけないため、楽曲が生き生きと躍動しはじめる。（中林直樹）ハイレゾ対応の本格ヘッドホンアンプPCオーディオ注目製品レビューSPEC ●カテゴリー：USB High Speed ●端子：USB A端子、USB B端子 ●ケーブル導体：銀コート高純度無酸素銅 ●ケーブル構造：ツイストペアシールド＋アルミ箔、錫メッキ導線編組2重シールド ●ケーブル外径：φ8.5mm ●ケーブルの長さ:0.7m／1.0m／2.0m／3.0m／4.0m／5.0m／8.0m／10.0m／12.0m／15.0m●お問い合わせ：サエクコマース ?03-3588-8481 http://www.saec-com.co.jp/SUPRAU SB2.0ケーブル【USBケーブル】\10,500（０.7mの場合）SPEC ●定格出力：50W＋50W（4Ω,20Hz～20kHz,JEITA) ●入力端子：USB、デジタル音声（同軸1、光2 ）、アナログ音声（ R C A ）×2 ● 出力端子：ヘッドホン×1 ●サンプリング周波数（ U S B ）：32/44.1/48/88.2/96/176.4/192kHz ●量子化ビット数：24/32bit ●外形寸法：290W×81.2H×264Dmm ●質量：4.0kg ●お問い合わせ：ティアック ?0570-000-701 http://teac.jp/TEAC AI-501DA 【USB DAC内蔵プリメインアンプ】\102,900SPEC ●入力端子：USB ●出力端子：アナログ音声（RCA）×1、ヘッドホン×1 ●サンプリングレート：24bit/192kHz ●外形寸法：216W×48H×255Dmm ●質量：1.8kg●お問い合わせ：フューレンコーディネート ?0120-004884　http://www.nuforce.jp/NuForce UDH-100 【USB DAC内蔵ヘッドホンアンプ】\69,300　パソコンで管理しているデジタルの音楽ファイルを、USBを経由してDACに送り、それをアンプで増幅し、スピーカーで鳴らす。これがPCオーディオの典型的なスタイルのひとつだ。そこでPCとDACをつなぐUSBケーブル、つまり信号の通り道をケアしてあげれば音はもっとよくなる。さらに「いい音」を目指すならケーブルも妥協なく選びたい。　そんなときお薦めしたいのが、30年以上の歴史を誇るスウェーデンの老よりクリアなサウンドを実現するUSBケーブルの決定版！舗ブランド、SUPRA（スープラ）が手がける「USB2.0ケーブル」だ。導体に伝導率の高い銀コートを施した高純度無酸素銅を採用。さらに絶縁材に発泡PE材を使用することで、静電容量を下げるとともに高速伝送を実現している。そのほか、独自の「ツイストペア構造」やプラグ部の素材の吟味などにより、安定した信号伝送と、さらなるノイズの低減を図っている。　実際に使用してみるとその効果は意外なほどわかりやすい。ボーカルが明瞭になり、バックのサウンドから浮き彫りになるようだ。弦楽器の抑揚やニュアンスも聴き取りやすくなった。システムのクオリティアップに大きく貢献する一本だ。（中林直樹）投票No.058 投票No.059投票No.05735