ブックタイトルPREMIUM COMPACT AUDIO GUIDE vol.06

ページ
47/68

このページは PREMIUM COMPACT AUDIO GUIDE vol.06 の電子ブックに掲載されている47ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

PREMIUM COMPACT AUDIO GUIDE vol.06

文/山之内正写真/井上良一音のよいオーディオ機器を導入するにはそれなりのスペースが必要だったが、いまはその制約がなくなり、コンパクトで高性能な機器が手軽に入手できるようになった。その進化を牽引した立役者がティアックの「Reference501シリーズ」で、横幅290mmの小柄なボディと精密感あふれるデザインは、いまも高い人気をキープしている。同シリーズのコンセプトを受け継ぎながら、ひと回り小さな筐体を採用したのが新たに登場した「Reference301シリーズ」だ。横幅を215mmに抑えてデスクトップに無理なく置けるように工夫したことに加え、PCやスマートフォンをメインソースとするコンセプトを徹底し、ハンドリングをよくしたことが新しい。ラインアップはD/Aコンバーター「UD?301」、DAC内蔵プリメインアンプ「AI?301DA」、そして同軸2ウェイスピーカー「LS?301」の3機種で構成される。UD?301はDACチPCやスマートフォンから手軽に高音質を引き出すワイヤレスもハイレゾも!AI-301DAに注目ヘッドホンも本格サウンドUD-301で音楽の深みへップを含む基幹回路をデュアルモノラル構成にし、XLR出力を搭載した贅沢仕様で、音にこだわるヘッドホンリスナーがターゲット。AI?301DAはLS?301と組み合わせたシステム用途に向くが、もちろん再生スタイルは自由、常識にとらわれる必要はない。USBDAC機能は2機種ともDSD5・6MHzと192kHz/32bitまでサポートする最先端のスペックを満たし、AI?301DAはaptXを含むBluetooth再生に対応する。スマートフォンやタブレットのワイヤレス再生を視野に入れるなら、ぜひマークしておきたいコンポーネントといえそうだ。LS?301は名機「S?300NEO」の技術を受け継いだ、使いやすいサイズのスピーカーで、ハイレゾ音源を視野に入れた余裕のある高域特性も要注目だ。一番シンプルな環境として、まずはUD?301にヘッドホンを組み合わせてハイレゾ音源を聴いてみる。フィリップス「FidelioX1」の広大なレンジ感をフルに引き出す情報量の豊かさに加え、ジャズのピアノトリオでは低洗練を極めた名機ティアックの新世代ハイレゾコンポプレミアムかつコンパクト。耳の肥えたオーディオファンからも絶大な支持を集めるティアック「Referenceシリーズ」に、この春、新しいラインアップ「301」が加わった。DSDを含むハイレゾに対応しながら、スマホやヘッドホンとの連携も実現する、注目アイテムだ。14