ブックタイトルPREMIUM COMPACT AUDIO GUIDE vol.8
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PREMIUM COMPACT AUDIO GUIDE vol.8
th(以下BT)対応やメモリ再生などイマドキのライフスタイルにしっかり順応していることと、音質的にとても良質だということだ。そう、「K―505」はCDやラジオだけでなく、スマホなどでも手軽に音楽が楽しめ、しかもなかなかに音がよいという、なんとも魅力的な製品に仕上がっているのだ。 なかでもおすすめなのが、BT対応機器を接続しての音楽再生だ。イマドキのスマホは、必ずといっていいほどBTが標準装備されているが、「K ―505」はBT対応であることはもちろん、NFCにも対応。Androidスマホなどの対応製品をボディ上部にかざすだけで簡単にペアリングでき、手軽に素早く音楽再生を楽しむことができる。しかも、ここが重要ポイントなのだが、BT再生の音がいい。コーデックはSBCという、ごくごくオーソドックスなタイプにしか対応していないはずなのだが、音が痩せたり解像感が粗くなったりすることは一切なく、生き生きとした、躍動感に溢れるサウンドを再生してくれるのだ。たとえば女性ボーカルは、口調のはっきりした、パワフルな歌声を楽しませてくれるのだが、ただ勢いがよいだけではなく、細やかなニュアンス表現もしっかり伝わってくるため、かなりリアルな歌声に感じられる。一方で、ギターの音色の的確な表現や、音の厚みもなかなかのもの。ボーカルを立たせるため控えめに演奏していても、カッティングの様子が伝わってくるし、ギターソロでは音の厚みもキレも素晴らしい、インパクトある演奏を聴かせてくれる。BT接続、しかも圧縮音源の楽曲とは思えないクオリティの高さだ。 続いてiPhoneをケーブルでデジタル接続してみると、「K ―505」はさらなる実力を発揮。解像感やS/N感がグッと高まってくれ、まるでミュージシャンが一歩前に出てきてくれたかのような、ダイレクト感の高いサウンドを楽しむことができるようになる。CDも同様で、明瞭でダイナミックなサウンドを楽しませてくれる。 これも、デジタルアンプからスピーカーケーブルまで、随所に音質向上の手段が施された「K ―505」だからこその実力の高さといえる。音質だけで考えても、充分にコストパフォーマンスは高い。さらにBT再生が手軽にできるなど、使い勝手のよさも持ち合わせているのはうれしいかぎりだ。システムオーディオ/ハイコンポスタンダードクラス(10万円未満)オーディオビジュアルのアワード「VGP2015」でも、Bluetoothの音がとてもよいことから、「K-505」を評価した。ハイコンポ製品はCDを主なメディアに据えているものが多く、その点は「K - 5 0 5 」も変わりはないが、加えてBluetoothのサウンドもしっかりと追求。メリハリがよく、表現の多彩なサウンドを聴かせてくれる。Bluetooth接続でも表現の多彩なサウンドVGPライフスタイル分科会専任審査員 野村ケンジ氏シンプルな回路構成により、デジタルアンプとスピーカー端子との間を極力短くすることで、躍動感あふれる低域再生とリアルな音場表現を獲得している。ヒートシンクを設けない代わりに、配線パターンによる放熱手法を採用。チップ裏側パターンに複数のスルーホール(導通穴)を設け、基板の表裏の銅箔をつなぎ、放熱効果を高めている。いつも聴いているスマホの音楽も、こだわりの高音質設計による躍動感あふれるサウンドで、ワイヤレス再生を楽しめる。天面にNFCの受信部があり、対応スマホやタブレットを天面に近づけてタッチするだけで、ペアリングやBluetooth接続が簡単にできる。Bluetooth/NFCに対応し、スマホやタブレット、PCなどにある音楽ライブラリも「K-505」で快適にワイヤレス再生できる。CDからスマホまで、さまざまな世代の音楽ライブラリに対応できるから、家族が集まるリビングに置くのもおすすめだ。POINT1スマホの音楽を圧倒的な高音質でアンプ部にはこれまでのKシリーズで培った高音質化技術を惜しみなく投入。デジタルアンプには放熱設計を施し、ヒートシンクを持たないシンプルな回路構造を実現した。また、コンデンサには音質回路用部品を採用するなど、部品レベルにまで高音質化を追求している。POINT2高音質設計が生み出す豊かな音場感VGPでもココを評価!お問い合わせ:JVCケンウッド ?0120-2727-87 http: // www2.jvckenwood.com/products/home _audio/acoustic/k_505/ 提供:株式会社JVCケンウッドデジタルアンプIC銅箔基板材スルーホールグランドパターン11