ブックタイトルプレミアムコンパクトオーディオガイド vol.9

概要

プレミアムコンパクトオーディオガイド vol.9

厳選ハイコンポレビュー　ヤマハ発動機と協力して、バイクのディテールをハイコンポに採用した人気モデルの最新作。カラーはホワイト、ブラック、レッド、オレンジの4色展開だが、特にオレンジはスポーティなストライプが入りバイク感がアップ！ レシーバーとスピーカーの高さを抑えたロースタイルと相まって、インテリアとのマッチングも上々だ。一方、音楽CDのほかBluetoothのワイヤレス再生にも対応。ヤマハ独自の音質改善技術「ミュージックエンハンサー」を搭載するため、スマホやタブレットの音楽を気軽にいい音にして楽しめる。また、都市部などAM放送の難聴取対策などの目的でスタートした「FM補完放送」に対応するなど機能面も進化した。バイクのデザインをコンポに採用する意欲作　CDドライブやワイドFM対応のラジオなどレガシーな機能も搭載しつつ、USBDACやLANなどの多彩なハイレゾ再生方法にも対応するオールインワンコンポ。パナソニックが誇る低ノイズ、低歪の「LincsD-Amp Ⅲ」を搭載。ジッターと呼ばれるデジタル信号を処理する際に生じる波形の乱れを、高音域から可聴限界以下の超低音域まで最小になるように補正してくれる。また、スピーカーには「スーパーソニックツイーター」など、3ウェイ・3スピーカー構成を搭載。100kHzまでの超高域再生を実現した。さらにAirPlay、Bluetoothのワイヤレス機能にも対応するなどトピックは盛りだくさん！ 本格オーディオ入門にも最適なハイコンポだ。パナソニックの技術力が凝縮した実力機SPEC ＜HAP-S1＞●最大出力：40W＋40W ●接続端子：デジタル音声入力（光×1、同軸×1）、アナログ音声入力（RCA）×2、アナログ音声出力（RCA×1、ステレオミニ×1）、USB-A×1、LAN×1 ●外形寸法：265W×88H×304Dm ●質量：5.8kg＜SS-HA1＞●外形寸法：約185W×312H×312Dmm ●質量：4.8kg（1本） ●お問い合わせ：ソニー ?0120-777-886SONYHAP-S1＋SS-HA1\OPENSPEC ＜レシーバー部＞●最大出力：15W+15W ●接続端子：アナログ音声入力（ステレオミニ）×1、ヘッドホン出力（ステレオミニ）×1、USB-A×1 ●外形寸法：180W×130H×276Dm ●質量：2.6kg ＜スピーカー部＞●外形寸法：129W×126H×251Dmm ●質量：1.5kg（1本） ●お問い合わせ：ヤマハミュージックジャパン ?0570-011-808YAMAHAMCR-B043\OPEN　※2015年10月発売予定SPEC ＜レシーバー部＞●最大出力：60W+60W ●接続端子：アナログ音声入力（RCA）×1、USB-B×1、USB-A×1、LAN×1 ほか ●外形寸法：221W×114H×264Dm ●質量：約3kg＜スピーカー部＞●外形寸法：161W×238H×264Dmm ●質量：3㎏（1本） ●お問い合わせ：パナソニック ?0120-878-365PANASONICSC-PMX100\OPEN　「HAP-S1」はPCをはじめ、USBメモリーやAndroid搭載のモバイル端末に保存してあるハイレゾ音楽ファイルを、500GBある内蔵HDDに転送して楽しめるオーディオプレーヤーシステム。アンプを内蔵するので、本機に別売のスピーカーを組み合わせれば、PCレスでハイレゾを楽しめる手軽さがある。また、内蔵HDDに保存された楽曲のメタデータは、本機がインターネット接続HDD内蔵ハイレゾプレーヤーシステムしていれば、自動でGracenoteから取得するので管理の手間が省けて便利だ。また、本機は発売して時間が経過しているが、インターネットラジオの「TuneIn」が使用可能になるなど、機能追加アップデートも行っている。今後の展開にも注目してほしい。一方、推奨スピーカーの「SS-HA1」は、視聴エリアを広げるために、前面と天面に広指向性スーパートゥイーターを搭載する意欲作。精悍なアルミキャビネットも美しく、リビングに設置して楽しんでほしい組み合わせだ。投票No.027 投票No.028投票No.026PCに保存した音楽ファイルを、付属するアプリ「HAP Music Transfer」をインストールし、簡単な設定を行うだけで、HAP-S1の内蔵HDDに自動でコピーできるようになる。文／編集部自動転送23