ブックタイトルプレミアムコンパクトオーディオガイド vol.9

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概要

プレミアムコンパクトオーディオガイド vol.9

BRIZIOLO EX」をメインに紹介していこう。 ノーマルのキャロット・ワン各モデルに対し、EXバージョンでは大きく3つの改良が施される。ひとつは真空管の交換。次にオペアンプの交換。そして最後にバイアス電圧やボリュームレベルの〝調整〟である。この作業を日本国内で行い、左右のボリュームバランスも再確認。完璧なコンディションに調整し直して、出荷されているのだ。実はこの調整がすばらしかったりする。普通、海外ではここまで精度を高めた調整は行われておらず、実際キャロット・ワンの各ノーマルモデルでも、調整でさらなる音質向上を狙える余地が残っていたという。さらに、EXにより交換される部品も、真空管がJJ製「ECC802S」の選定品、オペアンプがバーブラウンの「OPA2604」と定評のあるもので、パーツコスト的には決して安価とはいえないものなのだ。これに熟練のマイスターによる調整作業が加わってERNESTOLO EXで実勢価格5万円以下なのだから、これは正直いって、かなりのお買い得モデルといえる。持ち前のコンパクトさも併せて、コストパフォーマンス、そしてサウンドと、大いに魅力的なシリーズだ。工場で標準モデルとして完成した商品を使い、日本国内では部品交換と内部の調整を行う。まずは、交換パーツを外すところからEX化する作業はスタートする。完成した標準機から交換パーツを外すまずはオペアンプを「OPA2604」に。その後、真空管を「ECC802S」に交換する。真空管は定評のあるモデルだが、なかでも特別によい球だけが選定され使用されている。真空管とオペアンプその両方を交換!本来の高いポテンシャルを、さらに引き出すために始めたEX。オペアンプと真空管を変更し、厳密に調整を行うことで、一段上のサウンドに変わるのだ!完成したEXモデルは一段上のサウンドに!真空管「ECC802S」の推奨値の真ん中をとった7Vにバイアス電圧を調整。そしてLRで音量差が出ないように、レベル調整し、最後にもう一度バイアス電圧の確認を行う。バイアス調整とレベル調整を行う調整を終えたモデルには、「EXCLUSIVE EDITION」のエンブレムが付く。写真の位置以外に、真空管のソケット周りにもヘアライン仕上げのシルバーリングがあしらわれる。国内での調整モデルだけがエンブレムを纏える!オペアンプ、真空管もパワーアップ!国内でバイアス調整、レベル調整を行う!EX(EXCLUSIVE EDITION)化する流れ初代E R N E S T O L O 、F A B R I Z I O L O 、ERNESTOLONEの3モデルは、EXへのアップグレードサービスも実施している。初期ユーザーで、さらなる音質向上を狙うなら是非チェックしてほしい。なお、ERNESTOLOからERNESTOLO EXへのアップグレードは¥20,000(税抜)。FABRIZIOLOからFABRIZIOLO EXへのアップグレードは¥15,000(税抜)、ERNESTOLONEからERNESTOLONEEXへのアップグレードは¥20,000(税抜)だ。詳細はhttp://www.yukimu.com/まで。初代モデルもアップグレードできる!・ERNESTOLO ・FABRIZIOLO・ERNESTOLONEアップグレード対応モデルジャパンプレミアムな理由理由1理由21 2 35 415 お問い合わせ: ユキム ?03-5743-6202 http://www.yukimu.com/