ブックタイトルPREMIUM COMPACT AUDIO GUIDE vol.10

概要

PREMIUM COMPACT AUDIO GUIDE vol.10

アナログレコードを“真空管の音”＆“省スペース”で楽しむ　現在進行形で活躍するロックやポップスのミュージシャンが、CDや配信とほぼ同時期にアナログレコードもリリースすることが増えてきた。一方、ターンテーブルも、シンプルでデザイン性に優れ、そして入手しやすい価格のモデルが数多く登場している。だから、これまでのオーディオの文脈とは別の現代的な感覚でアナログシステムを構築してみてはいかがだろうか。　その中核を成すのに相応しいのが、8万円以下の価格帯でフォノイコライザーを内蔵し、信号の増幅を司る“真空管”を採用したキャロット・ワンの新たなプリメインアンプ「ERNESTOLONE PHONO EX」。レコードプレーヤーとアンプをダイレクトに接続（カートリッジはMM型のみ対応）し、スピーカーと組み合わせるだけですぐに真空管の音でレコードの世界に浸ることができる。また、音声入力端子を２系統装備しているからiPhoneなどの音楽プレーヤーとも簡単につなげる。小型で眩いオレンジボディもキャロット・ワンのアイデンティティだ。なお、モデル名の末尾に付された“EX”は「エクスクルーシヴ・エディション」を意味しており、オペアンプや真空管などのパーツをより品質の高いもののみ使用し、さらに日本国内で真空管のバイアスや出力を調整した本邦専用のハイグレード仕様を意味する。　プレーヤーはクールな佇まいのPRO-JECT AUDIOの「ElementalES」、スピーカーは小型２ウェイ、エラックの「Debut B5」。いずれもミニマムサイズだから、デスクの上に設置することもできそうだ。デヴィッド・ボウイのラストアルバム『★』では重心が低く、またバンドサウンドの一体感も味わえる。ボウイの歌声は声の震えやブレスなどを生々しく表現してくれる。それは逆に彼の不在を浮き彫りにするかのようで、感情を揺さぶられた。坂本龍一らが手がけたサウンドトラック『レヴェナント』はストリングスの低域が音楽の底からゆったりと盛り上がってくる。盤に刻み込まれた音を丁寧に掬い上げ、スピーカーを悠々と鳴らし、そして密度の高い音空間が現れた。アナログと真空管という一見ノスタルジックな組み合わせ。だが、ここにはERNESTOLONE PHONO EXのルックスのように既成概念に縛られない新しさ、楽しさがある。通常のアンプよりも音が柔らかく、自然な音の空気感と温かみのあるサウンドは、真空管を使用したアンプならではの魅力“真空管”だからこそ味わえる温かみのあるサウンド！アナログレコードを再生する際、レコードプレーヤーとアンプの間に必須なフォノイコライザーを、本体に内蔵して一体化させているレコード再生に必須なフォノイコライザーを内蔵ERNESTOLO EX￥OPEN 投票No.054●出力：6W×2(8Ω)、15W×2(4Ω)●真空管：JJ ECC802S ●端子：アナログ音声入力×1、ステレオミニ入力×1、ステレオミニ出力×1ヘッドホン出力×1 ●外形寸法：67W×115H×125Dmmキャロット・ワンのヒットモデルであるプリメインアンプで、真空管に「J JECC802S」を使用しているモデル。滑らかな質感と解像感の高さを両立したサウンドが特長的ERNESTOLO→ERNESTOLO EX　￥20,000（税抜）FABRIZIOLO→FABRIZIOLO EX　￥15,000（税抜）ERNESTOLONE→ERNESTOLONE EX　￥20,000（税抜）初代モデルの「ERNESTOLO」「FABRIZIOLO」「ERNESTOLONE」の3モデルを、“EX”仕様にアップグレードできるサービスを実施中。価格は下記の通り。初代モデルのユーザーは、ぜひチェックして欲しい。“EX”はジャパンオリジナル仕様の証！FABRIZIOLO EX￥OPEN 投票No.055●真空管：JJ ECC802S ●端子：アナログ音声入力×1、ステレオミニ入力×1、ヘッドホン出力×1、ステレオミニ出力×1 ●外形寸法：67W×80H×125Dmmプリアンプ、ヘッドホンアンプを兼用している、キャロット・ワンのラインアップの中でもコンパクトなモデル。ヘッドホンアンプとしてデスクトップにも置けるサイズだレコードプレーヤーフォノイコライザーアンプ一体化！ ⇒⇒⇒⇒⇒⇒アップグレードサービスで初代モデルも“EX”仕様に！ココがポイント！お問い合わせ　ユキム　?03-5743-6202　http://www.yukimu.com1 233