ブックタイトルPREMIUM COMPACT AUDIO GUIDE vol.11
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PREMIUM COMPACT AUDIO GUIDE vol.11
レコードの再生方法がわからない! そんな人のためのターンテーブル入門。実は針ひとつ交換するだけでレコードの音質は変わってくるほどに奥深いのだ。ここでは、ターンテーブルの各種パーツの役割や特長を解説しよう!文/編集部 図版/コスモグラフィックレコードにも何種類かあり、その大きさによって推奨の回転数が決まっている。主に使うのは、LP盤を再生する33・1/3回転と、EP盤を再生する45回転だ。□ 回転スピード切り替えターンテーブルを語る上で欠かせないのが、プラッターの駆動方式だ。大きくわけて2つあり、1つはプラッターの軸をモーターの回転軸と固定させた「ダイレクトドライブ方式」だ。プラッターをより正確に回転させられるのがメリットで、スクラッチするならこちら。もう1つがベルトを使って軸を回転させる「ベルトドライブ方式」だ。ダイレクトドライブと比較して、モーターの騒音を受けにくいメリットがあるが、正確な回転にするには高い技術力が必要だ。得意分野が異なる2種類の回転方法ターンテーブル457833「ターンテーブル」をダイレクトドライブベルトドライブ知ろう!右ページへ!□ヘッドシェル/カートリッジターンテーブルの回転速度を調整できる機構が「ピッチアジャスト」だ。回転ムラが起きずにピッチを調節できる。ピッチアジャストレコードを載せる盤面を「プラッター」という。その盤を回転させる方式にも種類があり、モーター駆動と直結している「ダイレクトドライブ」や、ベルトを介して回転させる「ベルトドライブ」がある。□ プラッター□トーンアーム右ページへ!レコード盤の上に針を移動させるために、トーンアームを浮かせる機構。針を落とす時も、このリフターを使う。□リフター