ブックタイトルPREMIUM COMPACT AUDIO GUIDE vol.11

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概要

PREMIUM COMPACT AUDIO GUIDE vol.11

3.5300.5カートリッジとヘッドシェルとをつなぐ結線のこと。白、赤、青、緑の4色で線がわかれている。□リード線カートリッジとレコード針とを接続するためのパーツ。トーンアームと一体型となっているモデルもある。□ヘッドシェルレコード針で受け取った音の振動を電気信号に変換するパーツ。レコード再生で重要な部分で、扱いやすく普及機に多いMM型と、ハイエンドモデルなどに採用例が多いMC型などの種類がある。□カートリッジ□ダンパー□カンチレバーレコードの溝から音を拾う針先と、その振動を伝える「カンチレバー」、「ダンパー」で構成される。針の金属素材や、ダンパーの機構などで音質が変わる。□レコード針レコード針が音溝に一定の圧力( 針圧)をかけるために、アームの端に取り付ける重りのこと。□バランスウェイトレコードを再生する場合、バランスウェイトで針圧を調整するが、その基準となる目盛。□針圧目盛ターンテーブルの音質は様々なパーツが影響するが、一番影響を受けるのが「カートリッジ」だ。これはレコードの音溝から拾った振動を電気信号に変換するパーツで、この発電方法の違いで音質差が生じる。その一方で、モデルによってレコードにかけられる圧力(針圧)の大きさが異なるので注意が必要だ。リスニング用は比較的細くて繊細なため、スクラッチなどすると針が曲がったり折れたりしてしまう。逆にDJ用を謳うカートリッジは針圧が高く頑丈だ。「カートリッジ」は音質を決めるカギ「トーンアーム」は、カートリッジのバランスを保ち、適切な針圧でレコードの音溝から音を“トレース”ようにする装置のこと。長さや形状によって特徴が異なるが、一般的なものはアームの端に重りをつけることで、水平・垂直のバランスをとる。また、アームの精度で音も変わるが、形状にも注目してほしい。ヘッドシェルの取り外しができるモデルが多い「S字型」や、逆にシェルとアームが一体化されていることが多い「ストレート型」などがある。正しい“トレース”に必要なアーム精度ヘッドシェル/カートリッジアームレコードに溝を彫る場合、高音と低音とで溝の幅は異なる。何もしない状態のまま溝を彫ると、一定のピッチにならずに記録が安定しない。そこで通常、低音を小さく高音を大きく変化させた状態で記録するのだ。私たちがレコード聴く時はこの変化を元の状態に戻すために「フォノイコライザー」という装置を使う必要がある。ターンテーブルによっては内蔵されるケースもあるが、別体の場合はフォノイコ選びで音の違いが楽しめる。“フォノイコ”の有無に注目!レコードを再生するのに必要な機器とは?ターンテーブルフォノイコライザーアクティブスピーカーAnalog Record Style 004-005オーディオ用カートリッジDJ用カヘッドシェル/カートリッジストレート型タイプS字型タイプ●一般的な接続例針先をレコード盤の正しい位置にセットし、正しい針圧が掛かるようにバランスを取る役割を持つ。アームの素材や形状、長さなど構造により様々な種類がある。□トーンアームトーンアームをアナログレコードプレーヤー本体に取り付ける機構。□アームベース457833Column