ブックタイトルPREMIUM COMPACT AUDIO GUIDE vol.11

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概要

PREMIUM COMPACT AUDIO GUIDE vol.11

NEWNEW 遡ること90年前、今ふうに言うならば“スタートアップ”として起業したバングアンドオルフセンは、オーディオにおける“デザインとテクノロジーの融合”をテーマに果敢なチャレンジを続け、今では世界的に有名なブランドにまで成長し、2012年に誕生したカジュアルブランドのB&OPLAYにもそのコンセプトは受け継がれている。 最新モデルの「BeoPlay A1」は他社製品と一線を画すユニークネスの詰まったBluetoothスピーカーだ。デザインを手がけたのは、世界的なインテリア・照明デザイナーとして活躍するセシリエ・マンツ氏。ワイヤレススピーカー「BeoPlay A2」や「Beolit 15」をヒットさせた立役者だ。彼女はプロダクトをデザインする際、いつも「先入観にとらわれない自由なスタンスで、製品の価値を内面から見つめて機能美を引き出すこと」をポリシーに掲げているという。BeoPlay A1の独創的なデザインはその定石に従って、どのような発想から生まれたのだろうか。マンツ氏に話を伺った。「部屋の中だけでなくアウトドアにも持ち出して、自由なリスニングスタイルを見つけてほしい。そんな思いを込めてデザインしました。バッグに忍ばせたポータブルスピーカーが、いつでもスムーズに取り出せるようなシェイプにしています。ブランド伝統のアルミ素材が活かせるし、本革をワンポイントにあしらえば柔らかさも引き立ちます」(マンツ氏)。 機能美は360度均一な音場もつくり出す。見た目と裏腹に、10畳を超えるリビングルームにも活き活きしたサウンドを広げられるパワーを持っている。その実力に、最先端のスピーカー技術がこのコンパクトな筐体に整然と収まっていることを思い知らされ、あらためて「A1のオーナーであることの幸せ」を噛みしめる。音がよくて、優美なデザインのスピーカー。言うは易しだが、誰しもが形にできるものではない。スピーカーグリルは穴の数や位置にも気を配る。B&O PLAY流の繊細なクラフツマンシップがあってこそ、前人未踏のゴールに辿り着いた。「美しい音楽をつくり出せるオーディオであること」。マンツ氏がB&O PLAYのプロダクトデザインを手がけてから、いつも大切にしている方向性だという。 その音に誰もが立ち止るほどクリアで伸びやかなサウンド。パーティーチューンを鳴らせば、たちまち皆が音楽の周りに集まってくるだろう。秋には新色の「ブラック」と「ディープレッド」が加わり4色展開になる。あなたは何色のBeoPlay A1を携えて、どんなリスニングスタイルを見つけるのだろうか。自由なリスニングスタイルを約束するサウンドと佇まいSPEC ●主な搭載機能:Bluetooth Ver.4.2、アナログ音声入力(ステレオミニ) ほか ●ユニット構成:3/4インチトゥイーター×1、3.5インチフルレンジ×1 ●実用最大出力:30W×2(クラスD) ●外形寸法:133W×48H×133Dmm ●質量:約600gB&O PLAYBeoPlayA1\27,685(税抜) 投 票No.004日本での発売にあわせて来日したバング&オルフセンのグローバル・プロダクトマネージャー、ソフィー・H・キルドセン氏(左)と「A1」のデザイナーであるセシリエ・マンツ氏(右)。ナチュラルブラックグリーンディープレッドトゥイーターとフルレンジスピーカーの搭載、独自のDSPアルゴリズムにより、360度に音が広がる「True360オムニディレクショナルサウンド」を実現。置き場所にとらわれずに良質なサウンドを楽しめる。音は360度全方位に広がるスマホアプリ「Beoplay」を使用すると、B&O PLAYが提供するBluetoothスピーカーやヘッドホンの音量調節などの操作を手元で行える。また、イコライザー機能も搭載するので、楽曲にあわせて好きな音に変更できる。イコライザー機能も搭載するスマホアプリTechnologyApplicationPeopleお問い合わせ: 完実電気 ?050-3388-6838 http://kanjitsu.com/beoplay 9