ブックタイトルPREMIUM COMPACT AUDIO GUIDE vol.13

概要

PREMIUM COMPACT AUDIO GUIDE vol.13

音のよさを競うスピーカーが海外では多数登場　いよいよ今年後半から「スマートスピーカー」が大ブレイクするといわれている。通常のスピーカーと違うのは考える頭脳であるAIアシスタントを搭載していること。本体のボタン、あるいはスマホとアプリによるリモコン操作だけでなく、スピーカーと会話するように「声」で操作ができるところが新しいのだ。　インターネットに接続したスマートスピーカーはクラウド上にあるAIアシスタントと連携して音声コマンドを認識。定額制音楽配信サービスから好みの曲を見つけて再生してくれたり、もし複数のスマートスピーカーを持っていればマルチルームリスニングも楽しめたりする。さらに将来は日本国内でも、インターネットにつながる様々な種類のスマート家電がスピーカーを介して音声で操作できるようになりそうだ。　AIアシスタントの開発は、今のところグーグルの「Googleアシスタント」などアメリカの企業が先行している。各社ともに自社でスマートスピーカーも発売しているが、秋に海外で開催されたイベントではソニーやオンキヨー、パナソニックなど日本を代表するブランドが「音のいいスマートスピーカー」を発表。AIアシスタントによる多彩なサービスとともに、もう間もなくの日本上陸が期待されている。上の写真は2017年9月上旬にドイツ・ベルリンにて開催された家電の見本市「IFA2017」で発表されたスマートスピーカーの様子。いま多くのマスメディアを賑わせている「スマートスピーカー」。AIを搭載し、音声操作により天気やニュースを読み上げるなど、その機能面に注目が集まっている。しかし、ミュージックラバーにはそうした機能以外のリスニング面にぜひとも注目してほしい。今回は、海外で開催されたイベントなどの情報も含めて紹介しよう。取材・文／山本 敦海外取材でわかった音声操作だけではないスマートスピーカーの魅力AIアシスタント定額音楽配信サービス②クラウドAIが言葉を認識①話しかける利用者スマートスピーカー））））））））））））））））④音声でアナウンス♪⑤楽曲を再生♪③楽曲データを取得ビートルズの曲を再生して！プレイミュージックで再生します。スマートスピーカーが音楽を再生するまでの流れCHECK24