ブックタイトルPREMIUM COMPACT AUDIO GUIDE Vol.14

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概要

PREMIUM COMPACT AUDIO GUIDE Vol.14

AI(人口知能)を搭載したちょっと未来のスピーカー 最近電車やテレビの広告で大々的に露出されている「スマートスピーカー」というアイテムをご存知だろうか? 「今日の天気は?」、「今週の予定を教えて」などと話しかけると、スピーカーが「東京地方は晴れです」、「土曜はゴルフです」と返事をしてくれる。会話ができるスピーカーとして、お茶の間を賑わせている凄いヤツだ。 そこで筆者は早速、日本で手に入るスマートスピーカーを全て使ってみたのだが、間違いなく「買い」という結論に達した。外観は一般的なBluetoothスピーカーと変わらないように見えるこのスピーカーには素晴らしい未来が備わっている。スマートスピーカーの内部にはCPUとメモリーが搭載され、Wi-Fi経由で常にインターネットとつながっている。本体の内蔵マイクで集音した音声をテキスト化したのち、それをインターネット上のAIサーバーに送ることで、会話のタスクが実行され、音声で応える仕組みだ。この一連のシステムは「AIアシスタント」と呼ばれる。そしてもうひとつポイントなのが、AIサーバーが持つ「ディープラーニング(深層学習)」だ。スマートスピーカーは、買ってすぐ終わりではなく、音声認識の精度や会話の精度もどんどん進化していく。購入後に使い続けていけば、その恩恵を受けることができるのだ。 日本国内で買えるスマートスピーカーは、Google、Amazon、LINEの3社いずれかが提供するAIアシスタント機能を搭載するが、ここで注目したいのは、これらのスマートスピーカーがGoogle Play Musicなどの定額制音楽配信を大きな柱としていることだ。CDショップのビル数軒分ともいわれる数千万もの楽曲が聴き放題で、しかも「ジャズをかけて」といったように、“話しかけること”で音楽再生の操作ができるのである。 実際に使うと快適そのもの。間違いなく、今後のリスニングスタイルの主流になるだろう。すると、必然的に「音質」というポイントが生まれる。だから今、音にこだわったオーディオメーカーから、GoogleやAmazonのAIアシスタントに対応する「高音質スマートスピーカー」が続々登場しているのだ。これらのスピーカーは、防水対応やバッテリー内蔵など機能性の付加価値も備わっているのがポイントだ。初期設定はスマホを使って簡単にでき、導入後はIoT家電やAV機器を操作する音声入力リモコンとして、家電を音声操作するハブ的な使用も可能。スマートスピーカーで未来のライフスタイルを手に入れよう。ーをはじめよう!?スマートスピーカーって何?AI(人工知能)+Wi-Fiスピーカー・ 音楽再生・ 情報検索、スケジュール管理・ 照明など外部機器の操作<スマートスピーカーとは>できることクラウド上にAIがあり、Wi-Fi経由で繋がっている!スマートスピーカーのA(I 人工知能)はスピーカーに内蔵されているのではなく、インターネット上のサーバーが担っている。スピーカーのマイクで拾われた音声からテキスト化されたデータを受け取ったサーバーは、そのデータを自動的に解析して学習する。これがディープラーニング(深層学習)という手法で、AIを支える技術の柱になっており、AIサーバーの音声認識やレコメンドの精度が上がっていくのである。だからAIサーバーの能力が上がれば、AIスピーカーの動作も向上する。今後さらにスムーズな対話が可能になるだろう。常に進化を続ける!スマートスピーカーのある暮らし動画でチェック! JBL LINKシリーズで知る3