ブックタイトルPREMIUM COMPACT AUDIO GUIDE Vol.14

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概要

PREMIUM COMPACT AUDIO GUIDE Vol.14

どこでも自由自在に スマートスピーカー ベスト・イン・クラスの高音質とタフネス設計 スマートスピーカーでできることは多数あるが、一番の購入理由はやっぱり音楽リスニング。スピーカーブランドとして必ず挙がる名前のひとつは、JBLだろう。1927年に設立されたJBLは音楽制作のプロフェッショナルの現場、映画館、そしてホームオーディオとさまざまな領域で支持を集める老舗。そんな音楽を知り尽くしたJBLのスマートスピーカーが「JBLLINKシリーズ」だ。「Googleアシスタント」に対応しており、ホームネットワークの環境があり、定額音楽配信の「Google Play Music」、あるいは「Spotify」と契約していれば、音声操作で楽曲を呼び出せる。 数多くのスマートスピーカーのなかで、あえてJBL LINK を選ぶ理由のひとつは、確かなサウンドクオリティにある。「JBL LINK 10」は8Wのデジタルアンプと45mm径フルレンジスピーカー2基、上位機「JBL LINK20」は10Wのデジタルアンプと50mm径フルレンジスピーカー2基という構成で、サイズ違いの兄弟モデル。見逃せないポイントは「JBL LINK10」は連続5時間、「JBL LINK 20」は連続10時間のバッテリー再生にも対応すること。IPX7の防水対応にもなっているので、キッチンやシャワールームなどの水まわりにも持ち出せるし、万が一、水没しても安心なタフネス設計。家のなかのさまざまな場所へ自由に持ち運んで使えて、さらには屋外へも持ち出せる、ポータブル志向も備えたスマートスピーカーだ。いずれもブラック・ホワイトの2色を展開する。「OK Google,」と声をかけて、「JBL LINK 10」を聴き込んでいくと、RADWIMPSなどのJ-POP/ロック系の音源では、ダイナミックにメリハリを効かせたサウンドと共に、JBLサウンドらしい中域の厚みと情報量が味わえる。締まりのあるベースラインの中に、男性ボーカルが鮮明に浮かびあがる。デスクトップや屋内でBGM的に音楽を聴くスピーカーとしてマッチしやすい、クリアでバランスのとれたサウンドだ。 次に「JBL LINK 20」に切り替えて音楽を聴き込むと、余裕のあるスピーカーサイズのお陰でサウンドクオリティもグレードアップ。宇多田ヒカルのようなR&Bナンバーもゆとりあるサウンドでビートを気持ちよく刻み始める。中域表現が巧みで、ボーカルもより情報量を増すので、J-POP/ロック系の音源もクリアさを増した。ジャズのような生楽器の音もリアル。より音楽をライブ感を持って楽しみたいなら、こちらがお薦めだ。 よりカジュアルに使えて、クリアでバランスのよいサウンドを届ける「JBLLINK 10」と、広さのあるリビングや屋外でも確かなビートを刻む、パワフルな「JBL LINK 20」。どこへでも自由自在に連れて行ける使い勝手のよさと、音楽好きも納得のハイクオリティなサウンドをどちらも求めるなら、老舗・JBLのスマートスピーカーを選ぶのが正解だ。プロフェッショナルからも絶大な支持を集める、伝統と革新のブランド「JBL」から、Googleアシスタント対応のスマートスピーカーが登場した。果たして、他のアイテムにはない、その魅力とは?文/折原一也バッテリー内蔵で防水仕様、音質にも妥協なし6