プレミアムヘッドホンガイド2013SUMMER

プレミアムヘッドホンガイド2013SUMMER page 37/116

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PREMIUM HEADPHONE GUIDE 37LINEUP★お問い合わせ:テックウインド株式会社 第二営業部 CEグループ  ?03-4323-8605 info@tekwind.co.jp またひとつ新しいブランドが日本に上陸した。SCOSCHE(スコーシュ)という....

PREMIUM HEADPHONE GUIDE 37LINEUP★お問い合わせ:テックウインド株式会社 第二営業部 CEグループ  ?03-4323-8605 info@tekwind.co.jp またひとつ新しいブランドが日本に上陸した。SCOSCHE(スコーシュ)という。その誕生は1980年の米国。当初はカーオーディオを開発していたそうだが、iPodやiPhoneの登場や隆盛とともに、その周辺機器メーカーとして徐々にシフト。Lightningコネクターに対応したケーブルや自動車のシガーソケット充電ケーブル、またBluetoothスピーカー、さらにはヘルス&フィットネス関連機器などを手がけている。このように紹介されると、極めてニッチな市場のみを狙っている企業のようだが、それはユーザーに喜ばれる製品を察知し、つくり上げるというセンスとテクノロジーがあって初めて可能となることである。事実、本国では95以上の特許を取得。また多くのインダストリアルアワードも受賞している。 さて、ヘッドホンはもちろんのことスピーカーや小型コンポーネントにいたるまで、ワイヤレスに対応した製品が続々と登場している。いわばワイヤレスは新しいオーディオのキーワードだ。スコーシュもFMトランスミッターやBluetooth対応マイクロフォンなど、無線伝送のアドバンテージを活かした製品を手がけている。それはメーカーの成り立ちがカーオーディオだったことを考えると深く頷けるはずだ。 ここで紹介するのはオーバーヘッド型「RH1060」(想定売価\19,800)。やはりBluetooth対応モデルである(コーデックは高音質が期待できるAACにも対応)。ダイアフラムは40mm径で、マグネットにはネオジウムを採用。右側のイヤーカップには再生や一時停止、ボリューム調整などが行えるボタンを装備している。この操作感がなかなか秀逸。適度なクリックがあり、またボリューム調整のステップが細かいから、好みの音量に合わせやすい。これは数々の製品で培ったノウハウだろう。音質は低域がどっしりとしており、音楽全体を下から支えているようだ。ボーカルは程よい厚みがあり、ワイヤレスだからといって音質面に不足はない。この点でもBluetoothに対する早くからの取り組みが息づいているようだ。これらを考え合わせるとハイコストパフォーマンス機といえる。さらに、本機のほか、自転車のドリンクホルダーに設置して使用できるBluetoothスピーカー「boomBOTTLE」(想定売価\14,800)などの新製品も発売を控えている。日本ではまだなじみの薄いブランドだが、フレッシュな発想に基づいたこのような製品群は、これから多くのユーザーを獲得することだろう。(中林直樹)米国で数々のアワードに輝く高い技術力CHECK②先進のAAC対応!音質を決めるコーデックはSBCのほかに、高音質AACにも対応。ハンズフリー通話やハウジング部のリモコンの操作できるなど、最新のBluetooth技術が満載!③個性派デザイン!光沢感のあるブラックボディに、リモコンが融合した機能美を備える。洗練されたデザインなので、ストリート男子はもちろん女性がつけてもかっこいい。自転車のドリンクホルダーにピッタリおさまるボトル型のBluetoothスピーカー。IPX4相当の防滴性能をもつので、プールサイドなど多少の水しぶきも問題なし!boomBOTTLE\OPENネオジウムマグネット40mm REALMドライバー①独自ドライバーを搭載!直径40mmのオリジナルドライバーを採用。ヘッドホンの内部空間(チャンバー)も、各パーツが持つ最上のパフォーマンスが得られるように調整されている。