ブックタイトルVGP2017 SUMMER受賞製品お買い物ガイド

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概要

VGP2017 SUMMER受賞製品お買い物ガイド

4Kの高画質時代にあった50対50の音環境を整えよう かの映画監督「ジョージ・ルーカス」は、制作者の意図を忠実に再現し、素晴らしい映画体験を得るためには、「映像と音響はフィフティー・フィフティー(50対50)であるべき」と説いた。その考えは映画館のクオリティアップを促し、現在も息づいている。そして今、ホームシアターに目を向けると、テレビは4K高画質時代に突入。そう、「音響」も4K画質に負けないグレードに整えることで、新時代の高品位なホームシアターが完成するというわけだ。 テレビ周りのサウンドシステムとしては、やはりサウンドバーが人気。設置が手軽な上に、最近では高機能で高音質な製品も増え、選ぶ楽しさも加わった。トレンドをまとめると、製品は、テレビ前のスペースで完結する1本のバースピーカーで、機能もシンプルな「ミニマム・サウンドバー」と、Wi―Fi接続機能を備え、音楽ストリーミング配信に対応するなど、オーディオとしても高機能な「プレミアム・サウンドバー」の2種類に大別できる。最新モデルは、機能面で大幅に進化し、従来のサウンドバーとは別物になっていると心得よう。サウンドバーでアトモス!機能性の向上にも注目 高機能で注目したいのは、パイオニアの「FS― EB70」。バースピーカーにイネーブルドスピーカーを内蔵し、ドルビーアトモスの3Dサラウンドが楽しめる優れモノだ。ほか、最新製品で共通するのが、音楽ストリーミングサービスへの対応。「Spotify」のような月額の聴き放題サービスを利用している読者も多いと思うが、サウンドバーが独立して音楽を受信できるため、スマホのバッテリーを心配せずに、音楽を自由に好きなだけ楽しめる。またBluetooth接続のように、突然の電話で音楽が途切れることもない。ほか、重低音の迫力を増すためのサブウーファーはワイヤレスが常識になりつつあるが、サラウンドスピーカーにもその流れがきている。例えば、ソニー独自の「Wireless Surround」は、同機能に対応したポータブルスピーカーを、ワイヤレスのリアスピーカーとして流用できる。バッテリー内蔵のコンパクトモデルなら、配線が一切不要で、必要な時にサッと手軽にリアスピーカーを増設するという「離れ業」が可能なのだ。また、多くの製品は、Wi―Fiに対応し、ス2 c h T h e a t e r音楽配信も本格的にR e a l 5 .1c h5.1chでも設置性抜群Bose「LifeStyle 650」Yamaha「YHT-503JP」たとえばこんなアイテムテレビの音をもっ たとえばこんなアイテムサウンドバーは新世代に突入