ブックタイトルDGP2014SUMMER

概要

DGP2014SUMMER

DIGITAL CAMERA GRAND-PRIX 2014 SUMMER7総合金賞<交換レンズ／デジタル一眼>SIGMA50mm F1.4 DG HSM＜投票№ 3 ＞「高水準の芸術的表現を叶える」というコンセプトで開発が行われている、“Art”ラインから満を持して登場したフルサイズセンサー対応の標準レンズ。その描写力はレンズの味を楽しむという方向性ではなく正統派の写りで、硬くもなく柔らかくもなく実に自然。ピントがあった部分の優れた解像感、大口径ならではの美しいボケ味が活かされた立体感のある描写は見事で、このレンズで撮影するだけで写真が作品となる、まさに“Art”ラインというべき、独特の世界を持ったレンズに仕上がっています。価格は決して安くはありませんが、レンズの魅力を存分に味わいたいというユーザーにとっては、きわめて魅力的な選択肢となる、極上の新世代高性能標準レンズです。卓越した立体感を味わえる極上の新世代大口径標準レンズ総合金賞<交換レンズ／ミラーレス>PANASONICLEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2 ASPH./POWER O.I.S.＜投票№ 4 ＞レンズを楽しむ方が好んで使用し、単焦点ならではの世界を堪能できる、焦点距離85mm相当の中望遠大口径レンズ。このいわゆる“ポートレートレンズ”と呼ばれるレンズが各社から相次いで登場していますが、その中でもこの「LEICA DG NOCTICRON 42.5mm／F1.2」は、コンパクトながらも光学式手ブレ補正を搭載し質感も上々。描写力も秀逸で、ライカの名を冠するに相応しい切れ味のよさに加え、ボケ味も美しく、立体感のある描写を実現しています。一方、このクラスの大口経レンズならではのピント合わせの難しさも、対応ボディがコントラストAFや空間認識AFを採用しているので安心。高精度なフォーカシングが行える点も魅力的です。ライカの名を冠するに相応しい優れた描写力の中望遠大口径～受賞の背景～ 審査委員長 山田久美夫超高倍率ズームを搭載したコンパクトカメラが多数登場していますが、超望遠撮影時に被写体を追尾し捉えるのは至難の業。その課題を誰もが感覚的に使える実用的な形で解消した点を高く評価します。ドットサイト照準器搭載モデル「STYLUS SP-100EE」の開発に対してオリンパスイメージング株式会社使用頻度は低いけど一度は試してみたい「フィッシュアイレンズ」を、ボディキャップレンズという手軽な形かつ、実用レベルの画質で実現した点を高く評価します。ホワイトモデルの用意も嬉しいポイントです。撮影者は写真に写ることができないというカメラの永遠の悩みを、撮影者側に向けたレンズを搭載することで解決。一枚の写真に被写体と撮影者を一緒に写すことができるようにしたアイデアを、高く評価します。撮影者も同時記録できる「PowerShot N100」の企画および開発に対してキヤノン株式会社スマートフォンで撮影した写真をその場で手軽にプリントできる点や、現状では同社のモデルに限られますが、デジタルカメラからのプリントを視野に入れている点も高い評価に値します。“スマホ de チェキ”「instax SHARE SP-1」の企画および開発に対して富士フイルムイメージング高品質なPC用4Kディスプレイのニーズがシステムズ株式会社高まる中、リーズナブルな4Kディスプレイ「P2815Q」の登場の意義は大きく、4Kの裾野を大きく拡げる取り組みとして、高い評価に値します。リーズナブルなPC用4Kモニター「P2815Q」の企画および4K環境への取り組みに対してデル株式会社画角の狭まる水中や、アクションカム的な用途、チルト式液晶による自分撮りなど、タフカメラの使用シーンで、より実用的かつ時代のニーズにも応えたカメラに仕上げてきた点を高く評価します。超広角域をカバーしたタフモデル「STYLUS TG-850 Tough」の企画および開発に対してオリンパスイメージング株式会社フィッシュアイボディーキャップレンズ「BCL-0980」の企画および開発に対してオリンパスイメージング株式会社