ブックタイトルデジタルカメラグランプリ 2018 SUMMER 受賞製品お買い物ガイド
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デジタルカメラグランプリ 2018 SUMMER 受賞製品お買い物ガイド
DIGITAL CAMERA GRAND-PRIX 2018 SUMMER23「絞り」はレンズを通る光の量を調整する機構のこと。この絞りを通る光の量を数値化したものを絞り値(F値)と呼び、絞り値を小さくする(開く)とレンズを通る光の量が増え、背景をぼかした写真が得やすくなります。逆に大きくする(絞る)とレンズを通る光の量が少なくなり、写真全体にピントの合った写真が得やすくなります。このように「絞り」をコントロールすれば、写真の雰囲気を大きく左右するボケの量を思いのままに操ることができます。子供やペットなど被写体を際立てたい場合や、写真を柔らかい雰囲気に仕上げたい場合は絞りを開き、記念撮影やスナップなど被写体と周囲の状況までしっかりと写したい場合や、写真を引き締まった雰囲気に仕上げたい場合は絞りを絞るといった具合に、被写体や好みに応じて「絞り」を調整してみましょう。シャッターボタンを押すだけで美しい写真を撮ることができる最新のデジタルカメラ。でもワンランク上の表現を楽しむなら、ちょっとしたテクニックが必要です。そこで本項ではデジタルカメラさえあれば、すぐに楽しめる3つのTipsをご紹介。ぜひお試しください!遠くの被写体を大きく写すことができる「ズーム」機能ですが、写真の画角(写る範囲)を変更できる点も「ズーム」機能の大きな魅力です。例えば広角側を使って撮影すると、望遠側を使った時よりも被写体を背景から遠ざけることができ、奥行き感のある表現が楽しめます。逆に望遠側を使って撮影すると、広角側を使った時よりも被写体と背景を近づけることができ、背景の写る範囲を狭めて整理することができます。このように、「ズーム」機能を使いこなすと背景の写り方をコントロールできるので、風景や建物など背景に奥行き感を持たせ、ダイナミックな写真に仕上げたい場合は広角側、ポートレートなど背景を整理して被写体を際立たせたい場合は望遠側といった具合に、写真の意図に合わせて「ズーム」機能を使うと表現の幅が大きく広がります。「露出補正」とは、デジタルカメラが判断した適性露出を調整するための機能です。デジタルカメラはフレーム全体に白っぽいものが多いと「明るいシーン」であると判断して暗めに、逆に黒っぽいものが多いと「明るいシーン」であると判断して明るめに写そうとするので、フレーム内に白っぽいものが多い場合は「露出補正」をプラス側に、黒っぽいものが多い場合は「露出補正」をマイナス側にかけることで、見た目の明るさに近い写真が得やすくなります。しかしこれはあくまでも“見た目の明るさ”に近い写真を得るための正攻法。「露出補正」を使えば手軽に写真全体の明るさを調整できるので、あえてプラス補正をかけてハイキーな写真に仕上げたり、マイナス補正をかけてローキーな写真に仕上げるなど、意図的に白とび、黒つぶれを表現する場合にも役立ちます。「絞り」を使いこなして、写真の「雰囲気」を変えてみよう!「ズーム」を使いこなして、写真の「画角」を変えてみよう!「露出補正」を使いこなして、写真の「明るさ」を変えてみよう!絞りを開いて撮影した写真(左)と絞りを絞って撮影した写真(右)。同じ場所から同じ被写体を撮影しても、絞りをコントロールするだけで写真の雰囲気を大きく変えることができます。1本のズームレンズの広角側を使って撮影した写真(左)と、望遠側を使って撮影した写真(右)。被写体をほぼ同じ大きさで写しても、背景の写り方がこれだけ大きく変わります。写真撮影をもっと楽しむ! ワンポイントTipsデジタルカメラが判断した適性露出で撮影した写真(中央)に比べ、「露出補正」をプラス側に設定した写真(左)、マイナス側に設定した写真(右)では、写真の雰囲気にここまで差が出ます。プラス補正マイナス補正Tips 1Tips 2Tips 3豪華賞品が当たるアンケート実施中! スマートフォンで今すぐアクセス! >